全国新作花火競技大会(長野県・諏訪市)
思いがけない花火に出会うことができる新作コンクール
開催日時 毎年9月第一土曜日
打上場所 諏訪湖湖上
問い合わせ先 新作花火大会実行委員会/諏訪市観光協会 TEL 0266-52-2111
前身は「諏訪よいてこ花火大会」で、JTB主催の観光ツアーの一環として花火を見せるイベントであった。その後、1994年に「花火サミットin 諏訪」と改名し、現在の競技大会の形式となった。
したがって競技花火形式での歴史は10年余と浅いが変わった新物花火が見られる、とあって人気を博している。8/15の諏訪湖湖上祭花火大会は素晴らしいが混み具合も並ではない。これを避けてじっくり花火を見たい、そんな地元の人にも好評だったが、近年はこの新作花火大会も注目を集めているようで、次第に混雑が顕著になってきた。宿泊代も8/15日の大会ほどではないが値上げ傾向にあり、部屋の確保も今後難しくなるかもしれない。近年は立派なプログラム冊子を作って有料で販売するようになった。湖畔公園や石彫(せきちょう)公園周辺、臨時販売所などで購入することが出来る。かつては南側のヨットハーバー駐車場を利用すると駐車代金にプログラム代金が含まれていて、駐車券と一緒に渡してくれていたが、2001現在では駐車料金も破格の2500円にまで値上げされ、プログラムも別売りとなっている。
15日には有料指定席となる打ち上げ正面あたりの湖畔公園も、この日は比較的自由に場所が確保できるのが嬉しい(一部に有料席、特別指定席、招待席あり。石彫公園は2001年度より1000円の個人自由席となっている)。ほかにも民間の桟敷席、有料席などが各地に存在する。
もちろん自由席内での良い場所は早い者勝ちだ。近年はこの大会も出足が早く、カリン並木周辺や、間欠泉センター近辺の自由観覧場所は午前中にはほぼすき間がなくなってしまう。写真愛好家もこの大会正面の公園にまんべんなく散って陣取っているようだ。したがって大会正面左右の湖畔のどこでもが良い場所だ。その日の風向きを見て適当に。もちろん諏訪湖湖上祭の時と同様に、湖畔の各旅館の部屋や屋上も良い観覧場所だ。風向きによっては湖畔をさらに南側にまわり、ヨットハーバー内やそこに至るまでの湖畔=カリン並木もゆったりとしていて場所がとりやすいだろう。
花火を肉眼で観るには遠くなるが、お馴染みの「立石展望公園」(諏訪湖湖上祭花火大会参照)もアマチュア写真愛好家には人気が高い。
花火はコンクール形式で行われる。それぞれテーマを決めた出品作とそれにふさわしいBGM(これも出展花火師自ら花火に合わせて選曲する)を流しながらの打ち上げである。ここの競技はBGMと出品花火作品はセットでひとつのイメージになっている。
新作物の花火大会なのでどんな花火が打ち上がるか予測が難しい。思いがけない花火に出会うことができる大会だ。参加は30業者くらいである。合間に何度かインターバルとしてのスターマイン(2〜3箇所ワイド)が織り混ざる。ラストには諏訪湖名物の水上スターマイン「Kiss of Fire」が花を添えている。
1998年度からは女性の花火師によるエキシビジョンマッチというプログラムが加わった(2001で6名参加、5号5発による競技)。
花火はいち業者あたり5号(5発)と10号(2発)の計7発ずつで競技する(2005年度改訂)。石彫公園の個人自由席あたりは花火に近く、10号なら24や28の縦でようやく、5号は50ミリ前後。やはりズームが使えると重宝する。
石彫公園から離れるに従ってより標準レンズの画角に近づくだろう。距離的には、間欠泉センターの近辺や、カリン並木あたりの湖畔がおすすめといえる。
画面構成上はそれぞれの出品作を単独で写すか、どの玉とどの玉を(たとえば7号2発と10号1発を一画面に入れるとか、全部を一画面に入れるなど)組み合わせて一画面内に配置するか?が作品づくりの決め手。すばやい判断が肝心だ。競技形式なので、異なる業者同士の花火を混ぜないことが鉄則。
車での観覧の場合は、ヨットハーバーや諏訪市文化センター、間欠泉センターなど指定の駐車場(有料、無料あり)か、民間の臨時駐車場に入れるようにしたい。有料の場合の料金は概ね2000円程度。路上駐車は近年厳しく取り締まりされている。湖畔近くの駐車場も利用できるが、早朝までに入れないとすぐに満車になる。また花火大会前後、花火終了後まで湖畔の駐車場は閉鎖されるので、終了後もすぐには車を出せない。それ以外の所定の駐車場からの終了後の脱出には(それなりの車が集中するのだから)ある程度の渋滞は免れないが、15日の湖上祭ほどではなく23時くらいには相当流れが良いはずだ。
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