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発行 サークル花火万華鏡 編集同人 川上信定 武藤輝彦 矢野誠一 奥村 純 小野里公成 発行所 〒201-0003 東京都狛江市 和泉本町2-34-4 武藤輝彦内 定価 年4回発行 1500円(送料共) 郵便振替 00130-9-663056 |
バックナンバーを読む| 小西安太郎 大曲市(68歳) |
| 1.北日本花火興業(今野親子)創造花火「カルメン」 ◇情緒的花火をコンピューター点火で見事に演出。21世紀の花火を表現した傑作。1999・大曲 |
| 2.青木煙火店(多門・昭夫親子)三重芯変化菊 ◇1995年の大曲の割物優勝玉は、20世紀最高の超芸術玉だった。今でも鮮明に心に残っている。 |
| 3.菊屋小幡花火店(小幡清英)四重芯変化菊 ◇小幡=「四重芯」の異名を持つほど、「四重心」の花火を世に認めさせ完成させた功労者。1999(土浦)、2000年は見事な出来。 |
| 4.ホソヤエンタープライズ昼花火「彩色煙竜」 ◇ホソヤさんの昼花火は太く・短くそして色が彩やか。昼花火の良さをすべて表現している。 |
| 5.磯谷煙火店 万華鏡・雪の結晶・円・キュービック ◇型物花火の革新者ともいえる新作を披露。特に型物的割物花火ともいえる「雪の結晶」は素晴らしい手の込んだ花火。 |
| 補 青木多門 糸柳 ◇1990年の長野えびす講で感動した。名人芸とはこういった繊細な技だろうと思った。 |
| 原田 保 愛知県小坂井町(81歳) |
| 1.愛知県幡豆郡羽角 加藤長之助 昇り投入小花付八重心丁字変化 ◇昭和7年8月豊川鉄道主催の長山公園花火大会において、始めて投入れの名称にてこの8号玉を打ち上げた。今だにこの時の投入れの斬新さと華麗な色彩に驚いたことを忘れない。以後は各地で真似て何でもない装束になってしまったが、最初に考察それを発揚したことに、花火師の心意気を感じた。今では何でもないか? |
| K.F. 愛知県 豊川市(34歳) |
| ●大曲全国花火競技大会 大会提供 ◇音楽とのシンクロ、演出の素晴らしさを評価。 |
| ●諏訪湖祭湖上花火大会 水上スターマイン“Kiss of Fire” ◇迫力と半球に開く美しさは、諏訪湖ならでは。 |
| ●PL花火芸術 終幕スターマイン ◇身の危険を感じるくらいの迫力、PLならではと。 |
| ●PL花火芸術 菊花連打(毎回呼び方が異なる) ◇これほど賛沢なワイド大玉打ち上げは他にない。 |
| ●豊田おいでんまっり花火大会 磯谷煙火店 メロディ花火 ふくろい遠州の花火 同上メロディスターマイン ◇コンピューターによる昔楽との完全シンクロ、演出の素晴らしさを評価。 |
| ●長野五輪閉会式花火 春夏秋冬をイメージ ◇1度限りの大花火。10号名花も見られた。 |
| ●アタミ海上花火大会 大空中ナイアガラ ◇シンブルな打ち上げであるが、素晴らしい超ワイドスターマイン |
| ●第90回(1995年)えびす講煙火大会 紅屋青木煙火店20号八重応変化菊 ◇生まれて初めて見た20号八重芯菊(冠を除く)は、極めて出来が良かった。他にも根岸製・阿部製の20号八重芯変化菊を見たが青木製には遠く及ばず。 |
| ●小幡清英 四重芯変化菊(10号玉) ◇四重芯菊に関しては、賛否両論があるが他の煙火業者も挑戦するきっかけを作ったことを評価したい。 |
| 以上世評や噂は参考にしておりません。実際に見た中からの推薦です。順位はあえて付けないことにさせてください。 |
| 河野晴行 ホソヤエンタープライズ(54歳) |
| 1.八重芯菊 ◇精巧で完璧な調和美を表現した割物の最高傑作。 |
| 2.椰子 ◇割物の世界に新しい型と色を表現した。 |
| 3.小割松島 ◇風景を表現した版割物の傑作。 |
| 4.月影の柳 ◇光を煙の相乗効果を利用した幽玄美。 |
| 5.万華鏡 ◇新しい割物の創作性を開いた傑作。 補 銀冠 ◇洋火冠菊の傑作。 |
| 冴本一馬 写真家 大阪 |
| 歳をとるごとに感受性が鈍くなり、過去の感動はどんどんうすれてしまい、どうしても最近の新しいものばかりが頭に残ってしまいます。 いつも観客の立場になって花火を見るように心がけているのですが、ここに挙げたものは、もう1度見たいなあと思ったものを書いてあります。1つ1つ何らかの形で心に残っております。特に順番はありません。 ●スカイコンサート世界の花火グランプリ ◇ご存じのように横浜八景島で毎年行われている花火コンペティションです。いつも、これが花火のショーかと感嘆させられます。やはり都会のセンスですね。 |
| ●浦安市納涼花火大会&アタミ海上花火大会 ◇ここも一部プログラムに音楽にミックスさせたものを打ち上げていますが、スカイコンサートには見劣りしないと思います。 |
| ●はいばら夏祭り花火大会(奈良県) ◇ここは珍しい花火がたくさん見られます。珍しいといっても今まで見たこともないような新しいものではありません。部品の組み合わせのアイデアです。脇坂さんは研究熱心でアイデアマンです。 |
| ●土岐市花火大会(岐阜県) ◇ここは小さい頃に親に手を引かれて花火を見に行った思い出を防沸させる、日本古来の納涼花火という気がします。のんびりと1発1発お弁当を広げながらゆっくりとくつろげる花火大会です。 |
| ●片貝まつり(新潟県) ◇ここ数年通っていますが、あのお祭りの雰囲気と花火のマッチングがいいですね |
| ●八方尾根祭り(長野県) ◇しんしんと冷える寒さの中で見る花火です。色はやはり寒いときの方がきれいに出るような気がするのは私だけでしょうか。 |
| 奥村 純 世田谷区(54歳) |
| 1.青木煙火店 八重心菊・三重心菊 ◇今回の長野えびす講大会でもそうだが、花火を極めている。 |
| 2.青木多聞 椰子 ◇ゆっくりした動きの、太い花弁花火を確立した。 |
| 3.小泉煙火小割松島・田毎の月 ◇短時間だが、空中を漂う情景は幻想的である。 |
| 4.小幡清英 四重芯菊 ◇菊型花火をさらに豪華に表現しようとしている。 |
| 5.池谷博文 水色レモン色仕丹 ◇明るくはっきりした色で、花火の色の新時代をもたらした。 |
| 小野里公成 花火写真家 埼玉県 WEb版特別先行掲載 |
| ●八重芯変化菊 三重芯変化菊 青木多門氏、青木昭夫氏 ◇花火の世界で前人未踏のある「到達点」を極めた。八重芯菊の絶妙なバランスを極めながらも未だに進化し続ける割物の可能性を無限に高めた功績。 |
| ●四重芯変化菊 小幡清英氏 ◇四重芯に先鞭を付け、その後多くの花火家たちの研鑽と追求、なにより挑戦の起爆剤となったその凄絶で渾身の技と研鑽に。小幡氏を含めそれ以降の各人の努力と工夫が、究極の瞬間芸術を「誰の目にもそれとわかる芸術」へ昇華させつつある機運そのことへ。 ●椰子 青木多門氏 ◇太く、ゆっくりと拡がる椰子の木と葉を見事に空間に現出させたアイデアと技能に。大きな星を使いながらも貿易風にそよぐ椰子の葉をおおらかに見せて絶品。 |
| ●小割松島、小割田毎の月 小泉清吉氏 ◇夜空にしばし漂う、吊り星の風雅な佇まいを、日本的な風景になぞらえた妙。千輪物に、吊り星と意外性の2段重ねが今なお新しく、飽きさせない。その先駆に。 ●万華鏡、雪の結晶 磯谷尚孝氏 ◇いわゆる万華鏡型の割物を万華鏡という絶対の呼び名で定着させた。 |
| ●大会提供ワイドスターマイン 考案の佐藤紘二氏 花火担当の大曲花火業者 ◇テーマを設定された一連の花火打ち上げが、ストーリーとひとつの世界を創り出すことを具現化したその佐藤氏の理念に。多くの花火と打ち上げ技術を駆使して、その独自の打ち上げ空間の創出に応えた担当の大曲花火業者の技能と理解に。 |
| ●メロディスターマイン 磯谷尚孝氏 ◇大会提供ワイドスターマインを独自に改良発展させ、外国製のコンピュータ点火器がポピュラーとなる以前より、音楽と花火の完全な融合と競演を目指したエンターテイメントを生み出した。楽曲と一体となった欧米型の演出をオリジナルな形で構築したそのセンスと技能に。 |
| ●パステルカラーの先駆 株式会社イケブン ◇世紀末の数年間を圧倒的に風靡した中間色、パステルトーンをいち早く実用化させ、使いこなしている技能に。安定した水色、レモン色の発色は、フォロワーとなる多くの業者に影響した。 |
| 以上順不同 賛美と敬意を込めて。 |