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発行 サークル花火万華鏡 編集同人 川上信定 武藤輝彦 矢野誠一 奥村 純 小野里公成 発行所 〒201-0003 東京都狛江市 和泉本町2-34-4 武藤輝彦内 定価 年4回発行 1500円(送料共) 郵便振替 00130-9-663056 |
バックナンバーを読む| 穴原史朗 足利(52才) |
| 1.かわさきまつり花火大会(岩手県、川崎村) ◇「ちゃっこい村のでっかい花火大会」20号まで有り。 |
| 2.土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市) ◇競技大会(スターマイン)では小さな玉(4号)での演出は群を抜いている。出品業者の意気込みがそうさせるのか。 |
| 3.わたらせサマーフェスティバル足利花火大会(栃木足利市) ◇打上げ場所が変り大玉が入り内容が充実して見応えも出来た。咋年は、一応四重芯まで上がった(地元という事で)。 |
| 4.玉村町ふるさとまつりたまむら花火大会(群馬県玉村町) ◇町外れの農道での開催で地元、小幡花火店が行い、他に類を見ない金、銀冠(各一組)の十号玉入の10ケ所からの一斉打ち上げは近くにいると頭上におおいかぶさる程。この迫力を是非。 |
| 5.片貝まつり花火夫会(新潟小千谷市片貝) ◇大玉の新潟を代表する所。初の四尺玉(S.59年)打ち上げを見た時の感動は今でも脳裏に焼き付いています。 |
| 補 長野冬季五輪閉会式花火(長野県長野市) ◇花火の素晴らしさを再認識した場所。8分30秒の間ただ感動の一言(本当の一夜の夢)。 以上順位は付けませんが、ファインダーを通して感じ取った所をあげてみました。まだ他に素暗らしい所が有ると思いますが自分の近くから選んでみました。 |
| 長谷川健一 長岡(55才) |
| 伝統花火について 見方を変えて伝統的な民俗色豊かな、かつユニークな花火を推薦したい。これらは全国に奉納花火の形で行われることが多い。規模は小さいながら、全国の著名な花火大会がスポンサーの寄付による商業的な色合いが強いのに比べ、このような花火は素朴といおうか独特で見応えのある花火が多い。 |
| ●「片貝の花火」新潟小千谷市庁貝町浅原神社 ◇明治24年の三尺玉打ち揚げおよび今では四尺玉まで知られる片貝だが、形態は昔ながらの伝統そのままである。町の人々が白分たちで出費し神社に奉納することで安寧を願うのである。また、筒引きという行事もある。 |
| ●「篠田の大仕掛け花火」滋賀県近江八幡市上田町篠田神社 ◇硫黄を主体とする和火の青紫色の絵柄が闇に浮かぶすばらしさ。 |
| ●「吉田町の龍勢」埼玉県秩父郡吉田町椋神社 ◇各地で行われる龍勢のうち私が見たのはここだけだが、残念ながら櫓の上で爆発する龍勢もまた迫力がある。 |
| ●「手力雄神社の火祭り」岐阜市蔵前手力雄神社 ◇長い竿の上から滝花火が火の粉を降らせその下で若者たちが禊ぎをする。仕掛け御輿、舞火、立火、綱火それに爆竹で構成される。 |
| ●「和納の草花火」新潟県西蒲原郡岩室村和納八幡神社 ◇新潟県では唯一の手筒花火が奉納される。草花火というのは他でもあるのだろうか。かね、太鼓、笛の伴奏付きの点に特徴がある。 |
| 長谷川康一 新潟(28才) |
| 楽しみながら(悩みながら?!)、独断と偏見で選びましたが、観客の反応の大きさも考慮しています。そのため、今では全国どこの花火大会でも見ることができるオーソドックスな作品も入っています。なお、ベスト5は順不同です。 |
| ●三重芯菊 ◇青木昭夫、篠原茂男、野村陽一、山内宏4氏の作品は特に素晴らしいです。完成度では、四重芯はまだ及ばないと思うので、あえて三重芯を選びました。 |
| ●『たんぽぽ』篠原茂男 ◇創造(型物)花火の中で、一番素暗らしい作品と思っています。また、この作者の作品「ひまわり」や「マーガレット」もこの分野では抜きん出た可憐さを持っていると思います。 |
| ●『水色牡丹』イケブン ◇パステルカラーのパイオニア的なイケブンの水色牡丹。始めて観たときは、鮮烈な発色に感動しました。私が始めて観覧したのは、1995年の土浦競技で、レモン色との組み合わせもマッチしています。 |
| ●花雷干輪 ◇耳をつんざく轟音と畳間のように明るくなる閃光。特に長岡まつりのオール花雷千輪のスターマインは音も光も凄い。観客の反応も抜群です。 |
| ●錦冠菊 ◇チタン合金を使った黄金色(錦色)の冠菊。特にすべてが錦冠のスターマインや大玉(20・30号)は圧倒的な絢欄豪華さに見とれます。 補 「曲導付八重芯変化菊」山内宏 ◇1996年8月3日の長岡まつりでの尺玉鑑賞タイムにて打ち上げ。精級極めた完成度の高さ。あまりの感動のこの1発に魂を抜かれてしまいました。これ以降、私にとってこれほどの出来の八重芯物は数少ないです。 |
| 小野里公成 花火写真家 埼玉県 |
| ●八重芯変化菊 三重芯変化菊 青木多門氏、青木昭夫氏 ◇花火の世界で前人未踏のある「到達点」を極めた。八重芯菊の絶妙なバランスを極めながらも未だに進化し続ける割物の可能性を無限に高めた功績。 |
| ●四重芯変化菊 小幡清英氏 ◇四重芯に先鞭を付け、その後多くの花火家たちの研鑽と追求、なにより挑戦の起爆剤となったその凄絶で渾身の技と研鑽に。小幡氏を含めそれ以降の各人の努力と工夫が、究極の瞬間芸術を「誰の目にもそれとわかる芸術」へ昇華させつつある機運そのことへ。 |
| ●椰子 青木多門氏 ◇太く、ゆっくりと拡がる椰子の木と葉を見事に空間に現出させたアイデアと技能に。大きな星を使いながらも貿易風にそよぐ椰子の葉をおおらかに見せて絶品。 |
| ●小割松島、小割田毎の月 小泉清吉氏 ◇夜空にしばし漂う、吊り星の風雅な佇まいを、日本的な風景になぞらえた妙。千輪物に、吊り星と意外性の2段重ねが今なお新しく、飽きさせない。その先駆に。 |
| ●万華鏡、雪の結晶 磯谷尚孝氏 ◇いわゆる万華鏡型の割物を万華鏡という絶対の呼び名で定着させた。 |
| ●大会提供ワイドスターマイン 考案の佐藤紘二氏 花火担当の大曲花火業者 ◇テーマを設定された一連の花火打ち上げが、ストーリーとひとつの世界を創り出すことを具現化したその佐藤氏の理念に。多くの花火と打ち上げ技術を駆使して、その独自の打ち上げ空間の創出に応えた担当の大曲花火業者の技能と理解に。 |
| ●メロディスターマイン 磯谷尚孝氏 ◇大会提供ワイドスターマインを独自に改良発展させ、外国製のコンピュータ点火器がポピュラーとなる以前より、音楽と花火の完全な融合と競演を目指したエンターテイメントを生み出した。楽曲と一体となった欧米型の演出をオリジナルな形で構築したそのセンスと技能に。 |
| ●パステルカラーの先駆 株式会社イケブン ◇世紀末の数年間を圧倒的に風靡した中間色、パステルトーンをいち早く実用化させ、使いこなしている技能に。安定した水色、レモン色の発色は、フォロワーとなる多くの業者に影響した。 |
| 以上順不同 賛美と敬意を込めて。 |