花火野郎の観覧日記2008

観覧日記その7 7/19
第20回記念 たまむら花火大会
  
群馬県・佐波郡玉村町

 2日前の木曜の晩、玉村に備えて早めに給油しておこうと車を出すと、やがてエアコンが急に沈黙したことに気が付く。コンプレッサーが回っている振動といいうかそれが消えて、車内には熱風が……。
 マジすか……真夏にカーエアコンの突然死なの?……また?。とエンジンルームを見ると、コンプレッサーを回しているベルトがぶっつりと切れていた。ありゃまぁ。
 思えば、年初の車検時にベルトの劣化を告げられていたが、他の交換箇所に金がかかるので見送っていたのだった。
 エアコンにはツキがない。家で一番大型のリビング用エアコンは、設置したその時点で故障で修理というのを2台続けて喰らっているし、花火シーズンにエアコン無しで車を走らせる羽目も2度目(車にして2台目)。
 幸いベルト交換で済んだものの中一日あって良かった。玉村前日だったら修理が間に合わずエアコン無しで走るしか……。
 それにしてもガソリンも高い、玉村も電車にしようかと思って検討したが、往復電車賃とタクシー代よりもガソリン価格の方が若干安いので止めた。すんげー差が無い限り撮影場所まで機材を運べる方を選ぶさー。玉村までは拙宅から往復130キロくらいだから、余裕をみて15リッターきっちりしか給油しなかった。
 昨年と同じくらいの正午前にいつもの場所に現着する。もう諦めていたがまたまた三脚を差す余地がない。めぼしい最前列はことごとく場所取りされていた。殆どはガムテープのみという感じだが、この週はほとんど雨が降ってないので、ガムテープやレジャーシート類もあまりひどく傷んでいない。その劣化具合から推察するに早いものは一週間かそこらは前からだろう。残念ながらそれでは当日やって来る私どもにはどうにもならないからそれを見越して私もがっつり場所取りしてあるのだけれど。
 座って観るであろう客の後ろに陣地を構えてもいいのだが、撮影となると自分の前や左右のシートが何時までも空いたままだと落ち着かない。そこに誰が、どういう一行が座るか?がわからないから実は怖い。中には暗くなってから大型車で乗り付けて荷下ろし、それから見物場所で火を起こしてバーベキューを始める輩がいたりするのだから閉口する。
 地元の人が観るために場所を確保するなら、もう田圃一枚前のもっと花火に近い農道にも観覧場所があるのだが、なぜか撮影の間合いのこの地も人気があるらしい。初めて玉村に来て以来、一度を除いて全て同じ場所から観覧しているが、最初の頃は花火が終わるまでこの場所では一般客は殆ど観覧してなかったほどだったからお客が増えたということだろう。
   
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開幕スターマイン・開幕の響き

スターマイン・さくら舞う

スターマイン・
光のモダンアート
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スターマイン・悠久の風

のびゆく田園都市
水田に黄金の稲穂

のびゆく田園都市
水田に黄金の稲穂

四重芯 現代の名工
これは……見事な……
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スターマイン・雷鳴、夜空に轟く

スターマイン・
情熱のフェスティバル
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大玉20連発 大輪の華祭

大玉20連発 大輪の華祭

大玉20連発 大輪の華祭

未来へ〜38000の笑顔と感動
 

未来へ〜38000の笑顔と感動

未来へ〜38000の笑顔と感動
   

未来へ〜38000の笑顔と感動
クロセット入りVer.
  
 私にとっては今日が夏の観覧の初日。徐々に馴らして、なんて都合良くいかず、午前11時に関東地方にも梅雨明け宣言が出たこの日は容赦ない猛暑日となった。いったんショッピングセンターに涼みに入ると、もう一歩も動く気になれなかった。たまに車にモノを取りにいくと灼熱の陽射しに焦がされただちに屋内に戻る。中では各地からの愛好家が勢揃いし同じように避暑がてら歓談に暮れるという午後だった。準備がひと段落したらしい小幡花火のスタッフも休憩にやってきていたが、炎天の作業ご苦労様です。夕刻になって小幡清英氏も足を運んでくださり、しばし氏を囲んでの歓談となった。
 さて、と機材を運んだのは18時過ぎ。ようやく少し過ごしやすくなってからだ。
 花火開始が近づいても、そして始まっても裏手の農道は近年希なほど空いていて寂しいくらいだった。もちろん私ども愛好家連撮影部隊の三脚は例年と変わらず林立しているけれど一般のお客が減ったのか、いつもなら私どもの後ろにずらりと座る一般客が殆ど居ない。客が少ないのはガソリン高騰で車での観覧を出控えたせいもあるかもしれないが、今年はこの農道近辺の路駐を厳しく規制していたためと思う。我々も繰り返し住民に「通報するぞ」と脅され、ショッピングセンターに駐車し直したくらいだ。ここで駐禁の罰金も駐車代としては痛すぎるしなぁ。玉村に来て初めて撮影場所の近くに駐めなかった。
 我々愛好家は、打ち上げ場所を挟んでモロ反対側のショッピングセンターからでも歩いて機材を運んで観覧するが、普通の客はそこまでしない。駐車場所が観覧場所なのだ。裏手が混んで人気があるかと思われたのはそこからどうしても観覧したかったわけではなく、要するに車で乗り付けてその直近に場所取りできたからというわけだ。それができないくらいなら、そこで観るのはやーめた。ということか。だから場所取りをしたものの、駐車禁止を知って取った場所を放置した地元客もいたのではないだろうか。
 相変わらず裏手ではアナウンスは聞こえないが、20時きっかりにワイド一斉のオープニング。小幡ワールドのスタート。単発の4号からしてきっちり鑑賞に耐える出来映えというのにいつもながら感嘆する。背中から吹き抜ける風もいつもの向きで日中の猛暑が忘れられるくらいの心地よさだ。
 中盤の見せ場は、20回記念で10号10箇所同時打ちが2連続というプログラム。前奏曲のワイド出しの後、最初が昇り分火の錦万華鏡、第二波は紅芯錦冠がそれぞれ10発ずつという仕様。残念ながらそれぞれの1発が入れ替わってしまって揃わなかった。紅芯錦冠は曲導を付けて欲しかったところだが、どちらも天空を錦が飾り豪奢な一幕だった。
 プログラム25番は、「現代の名工 四重芯変化菊」。これがまた昨年のえびす講についで希に観る逸品で思わず大声が出てしまった。これは凄い出具合だった。もちろんこれだけでなく終盤の10号20発もまたひとつひとつ見応えのある玉で、種類も違えば当然親星の作りも違う。その多品種ぶりに驚かされる。
 最後のプログラム。ラストの銀ワイド一斉が出るまで、またまた長いワイドな前フリで楽しませて=翻弄させて=くれるという毎年並の緊迫感ではない一幕。ここは例によって複数のカメラで追うのだが、今回は3台。前フリ用1台。銀ワイド用に露出を合わせた2台。もちろんワイドが収まるように向きも幅も合わせておく。小幡さんのいつもの「出ると思わせて〜もう一回」というフェイント攻撃を何度か交わしながら前フリをくぐり抜けたものの、今期の初戦、まだ慣れていないのか最後のフェイントを読み切れず釣られてしまった。で銀ワイド用の2台をここで同時レリーズ。しかし出たのはダブルの紅、緑クロセット……んが、やられたぜ……銀ワイド用の1台は手巻きなので巻き直している暇はない(次こそ絶対だ)と読んで放置プレイ(重ねてしまえ)。モーターで巻ける方の1台を新しいコマに送ってレリーズ。とまさしくそのタイミングで銀一斉の壁がドゴーーッ……しかも今回は第2銀波の壁のおまけ付きという情け容赦ない徹底ぶり。第1波をかろうじて凌いでも次で完全にスッ飛ば〜す、てか。というわけでフィナーレの銀ワイド一斉の写真は、紅、緑クロセット付きと銀だけのと2バージョン生まれることとなった。ス抜けを免れたからまぁまぁの撮りす。
 終了後、またまたショッピングセンターまで全機材を運んで積み込み。交通規制解除が21時30分。それを待って駐車場から出庫したのだが、近年では最高に早く帰れて驚く。もちろんいつもの渋滞箇所を大幅に迂回するルートを取ったのだがもともと車が少ない気がした。
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