花火野郎の観覧日記2009

観覧日記その13 8/22
第31回世田谷区たまがわ花火大会
  
東京都・世田谷区


グランドオープン
花火オリンピック2009

グランドオープン
花火オリンピック2009

光の彫刻 クリスタル

巨大絵画に挑戦!
ビッグツリー世田谷に現る

オリンピックドリーム in 世田谷

特別創作花火“鼓動”

特別創作花火“鼓動”

グランドフィナーレ
輝く未来に向かって

グランドフィナーレ
輝く未来に向かって

グランドフィナーレ
輝く未来に向かって
      
 またまた依頼撮影のため世田谷へ。それにしても二子玉川駅東口側の再開発だろうか、高架の大井町線から見るとそこらじゅう工事エリアでなにやら高層のマンション(最高3億万円くらいみたい)とか工事が大規模で凄い。
 現地は雨予報だったため天気が心配されたが、まったくそれは危惧だった。現着は16時頃だが風は予報どおり南南東くらいの風で、ほぼ川に沿った方向か。本部席に向かう道すがらプログラム誌をゲット。ん……と表紙はどうやらうちの写真らしいけど記憶にない(デジカメの記録をみたら同じカットがあったので昨年度納品分か)。
 担当煙火店さんに連絡してから本部の担当者に挨拶に行き通行証を貰う。これで有料席だろうとスポンサー席だろうと報道席だろうとどこでも入れるんだけど………。
 昨年までと違うのは、川周辺の堤防とか橋とかを長期工事のため、一段高い堤防のような所にあったイスの有料席がなくなっていたこと。それだけじゃなくその堤防のような場所は嵩上げされて工事中のためいっさい立入禁止となっていた。これまで毎回撮っていた撮影場所も失ったのである。
 代換えの場所として報道からみの取材には、近くの一般立入禁止の区画内に別の撮影エリアが用意されていた。見に行くとロケーションはともかく風向きに対しては直角で横方向。つまり左から右への横風になってしまう点が気に入らなかった。そこにプロ用ビデオカメラとか8×10のビューカメラとか凄い機材と三脚が並んでいたが風向きとかは気にしない方々ばかりらしい。指定場所で楽ちんに撮ろうと思っていたけれど私は別に探すことにした。
 保安立入禁止区域以外はどこでも入れるので、初めて会場の有料ならびにVIPエリアをくまなくロケハン。どこかこうしたエリアの後方で立って撮ろうと考えていた。
 風向きは川に近いほど順風気味。スポンサーエリアはなにか上等そうな出店が並んでいたが気のせいだろうか。花火前にはモノは食べない主義だか美味しそうなモノが並んでいた。
 この有料区画は観覧場所としては花火に一番近い。最先端に行くと花火の設置が一望できる。一望と言っても同じ河川敷の高さで、昨年までのように2段も高いところから見下ろしているわけではない。花火の設置具合と出る方向を確かめて、有料シート区画の後ろに三脚を建て撮影サイトとした。昨年の位置と比較検討してまず画角的には同等とみた。シート区画の最後列で後ろは通路だけどさらに植え込みを背負って邪魔にならないように。
 到着時R246の通る新二子橋の下をくぐると、この有料シートエリアの当日チケットをまだ売っていた。ひと区画もゆったりしているし通路があるためシート同士きっちりというわけでもない。区画の外もゆったりしていいい場所なのになぁ。やはり無料で観る場所があるならそっちを選ぶか………。
 当日券は残部僅少とアナウンスしていたけれど結局私が立った有料シートエリアは後ろ1/3ほどが空きのままだった(売れてなかったということ)。最後列に立つまでもなく、私の前はずっと先までガラ空きの状態で花火が終わったのだった。だから撮影作業としては周りの観客に気を遣うも無く、逆に煩わされることもなくマイペースで出来た。
 定時雷では、煙は右奥に流れる感じで煙をはらっていく風もけっこうあってまずまず。あちこちの出店に立つ幟旗もばだばたいうくらいの地表の風。しかし途中急に蒸し暑くなったので風が弱まったかもしれない。
 開始数分前に全ての投光器が消され、有料シート内で区画番号案内のプラカードを持って立っていた座席案内スタッフのお兄ちゃんたちも(午後半ばから炎天下同じ場所に立ちっぱなしでご苦労様でしたネ)引き上げていく。期待感と共に辺りは急に暗くなった。
 フィルムとデジタルの2本立てで同時撃ち。デジタルは時間が記録されるので後でプログラムに合わせて納品写真にタイトルをふるのに重宝する(それでも以下の理由によりどこからどこまでがそのプログラムか判別しにくい)。それと写り具合のチェック用。つかデジカメ用のLED水準器がまたまたバッテリー切れで使えず。まぁ普通の水準器使いましたけど。
 2段も高い所に立つのと花火の設置場所と同じ高さに立つのとでは、間合いが同じでも画角が変わる。当然視線が高い方がより広角が必要だ。昨年までは通常28ミリ。10号で24ミリと使い分けていたが(本当はズームを使って画角を花火にきっちり合わせた方がいいのだけれど、依頼撮影では写真をどういう用途に使うかわからないので、気持ち花火周りの画面にゆとりができるように撮っている)、今回は終始28ミリ1発だった。10号まで全てそれでぴったりOKで、構図の上では撮影中は花火の出所に合わせて左右の向きを調節するだけ。
 全体を第8幕まで分けてテーマ毎に打上を見せるというプログラム立ては例年通り。テーマプログラムの合間を単発打ちやスターマインで繋いでいるので、実際は切れ目が良くわからない。どこまでがそのプログラムに記載されたテーマの打上なのか、あとで写真を見ても悩むところなのだ。しかし開幕スターマインからして凄い物量で、いつまで続くんだろうという感じだった。不況といわれているがとにかくプログラムの切れ目がわからない、ということは殆ど打ち上げっぱなしということでもある。だから全体量はけっこう多いと感じた。
 このところ終盤の目玉として取り入れていた担当煙火店得意のデジタルスターマインという項目が無かった。それに相当すると思われたのは第6幕の「特別創作花火“鼓動”」。「鼓動」というのは今年の大会テーマであるらしい。これはいわば普通の打上(単発、スターマイン)とデジタルスターマイン的なものを一緒にしたような内容だった。だから全編デジタルスターマイン一発でやるよりもよほど時間が長くて物量もあった。
 フィナーレはいわゆる空中ナイアガラ様の銀ワイド一斉で終わるが、今年はさらにその後に錦一斉打ちが入りなかなか豪華な幕切れだった。
 開始が近づくに連れて、主催者が予備エリアとしている一般区画も次々に解放され観客がびっしり座り込んでいく。有料シートエリアのすぐ後ろは通路を挟んで「立ち見エリア」となっていてシートを敷いて座り込んだり出来ないけれど(実質なし崩しだけど)ここも多くの立ち客が居た。
 昨年まではこの混み合う河川敷を通らずに帰れたのだけれど、どうしよう?結局最短の仮設橋を渡るルートを採ったが、結果的には外れ。昨年は(そのようにしか帰れないため)遠回りルートになったが駅前までかなりの速度で歩けたけれど、今年は河川敷から出る仮設橋がボトルネックになって押し合いへし合い。後かたづけの僅かの時間であっという間に帰り客がふくれあがってしまうのだ。失敗したと思ったが巻き込まれた後ではどうにもならない。暑さと人混みの中で機材を抱えてのちみちみちとした移動はきつくて消耗した。
 なんと遠回りの昨年より20分近く遅く渋谷行きバス停に着く。いつもは何台も連なっているバスが私が乗るときには「しばらく後続バスは来ません」ということになり焦る。バス会社の人は「ただいま大変時間がかかっております絶対に電車の方が早いです。お急ぎの方は電車をご利用下さい」と盛んにアナウンスしてい可笑しかった。しかしたった今押し合いへし合いから抜けてきたのに、それ以上の駅の迂回規制行列に参加する気はない。二子玉川駅には、この日橋を挟んで行われた二つの花火大会、ふた会場分の客が押し寄せているのだ。機材込みでなんとか立った状態でバスに乗れたが、途中の三件茶屋あたりで楽に座れてしまい、渋谷に着く頃には満員乗車だった客は17〜8人とすかすかになっていた。昨年と同じ時刻の電車に乗れたが、今回は滑り込みセーフ。渋谷到着時刻でも20分ほど遅かった。自宅近くはビッショリで小雨が降っていた。またまたひどい夕立があったらしい。
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