花火野郎の観覧日記2009

観覧日記その10 8/8
第22回 東京湾大華火祭
  
東京都・中央区

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昇朴付八重芯散花
阿部正明
昇朴付八重芯紅煌星(右)
根岸和弘

昇小花夜空のコサージュ
細谷一夫

昇小花八重芯ステンド牡丹(右)
田畑朝裕

昇小花椰子芯変化点滅
山崎芳男
昇小花八重芯ステンド牡丹(右)
田畑朝裕

昇小花椰子芯変化点滅
山崎芳男
昇小花金波先方向変化(右)
今野正義

昇雄花八重芯錦冠
田村清治
昇小花金波先方向変化(右)
今野正義

昇雄花八重芯錦冠
田村清治
昇朴付輪菊千輪咲き(右)
小勝則孝

昇小花雌雄芯菊先青銀覧
山内 宏
昇小花三重芯菊先紅光露(右)
菅野忠夫

昇小花流星群光 対打ち
小松忠二

昇分砲八重芯錦牡丹 対打ち
小口昭三

昇朴付大万華鏡 対打ち
磯谷尚孝

昇小花雌雄芯菊先青光露 対打ち
青木昭夫

昇分火三重黄金点滅 対打ち
野村陽一

15号
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15号

15号
    
 昨年と同じ観覧場所に同じような天候、同じ風向き。まったく2008年の東京湾大華火観覧をもう一度繰り返しているかのような日だった。
 不順な夏が続いている。この日の前日つまり7日金曜はまたまた関東地方では猛烈な夕立に見舞われた。そして東京湾の当日も朝から不安定な空模様だ。昨年より少しだけ早く出かけたが、既にゆりかもめ新橋駅は大変混雑していて、乗り切れない車両を1本見送ったほど。今年もまた女性の浴衣着用率は高くて、駅も車内もひときわ華やかな色合いに満ちている。
 さてまた同じ観覧場所。昨年観覧記に書いたのでもう繰り返さないが、この場所は公にはなっていないので私も多くは書けない。知っているのは地元区民がほとんどだろう。一般席もあるが面積が少なくて密集度は高い。
 かつてこの場所を某情報誌が、観覧席だ穴場だと取り仕切る地元に無断で記載してしまい、当日大騒ぎになったことがある。私は初めてここから観た時に現場スタッフに取材して、公表していないし、掲載を望まないと聞いているので詳しくは書けない。午後遅くに現着すると果たして一般席の開場待ち行列は途方も無く伸びていた。先頭から100メートルほどの所に知り合いの愛好家諸氏がまとまって陣取っていた。いつから並んでいるかといえば○○時!(書けません)。先頭はといえば○○時と(絶対書けません)推察され、驚くばかりだった。
 入場は16時45分からで、粛々とダッシュしながら体勢は決した。自由席は基本的に写真やビデオで三脚を立てるなら海側から座って観る観客の後ろの通路際ということになる。それで愛好家諸氏の三脚が壁になって並んだ。区民席はというと終始禁煙であることと三脚を使用するなとを繰り返しアナウンスしていて立ち並ぶ三脚はみられなかった。
 風はあって海面も少々荒れ模様か。しかし南東の風で、これでは風上台船の煙が風下台船を直撃と言う昨年とまったく同じパターン。風下は日の出埠頭あたりになってしまい有料協賛席もある故気の毒だと思う。
 今日は地元のFM局・中央エフエム ラジオシティで知り合いが花火観賞士として実況中継の解説をするというので楽しみにしていた。いつもはなんのアナウンスもない埠頭で、これで進行が判ると思っていた。19時からの打上開始だが、すでに18時過ぎから実況の前振りとしての放送は始まっていた。しかしいざ携帯ラジオをONにしてみると、酷い混信があってほとんど聴けなかった。座っているとよく聞こえるのに立って花火に向かうと別の放送局か無線かなにかが強力に被さってきて実況中継の方は全く聞こえないのだ。だから始まるまで聴いていて、本番ではほとんどスイッチを切っていた。
 19時のスタートではまだまだ空が明るいので30分過ぎまでは観ているだけ。開始前に第一会場に陣取る愛好家仲間よりプログラム誌を読んだ上で連絡が入った。見どころの芸術協会10号打ち(プログラム15本)について教えてもらう。20時近くに打上とのこと。1〜10番は左右の台船から交互に1発(1作家ずつ)打上、11番から15番までは同じ作家の玉を対打ちで5回打ち上げる。この作家のラインナップも昨年とほとんど同じだった。フイルムカメラとデジタルカメラとでは、左右交互に打つ作品を二個一で画面に入れるとき出だしをずらしてある。それで左右の玉の組み合わせが違うカットが生じている。
 昨年は失敗し続けた15号打ちもだいたいどの辺りに挟んで来るか途中から読めるようになったので半分はゲット。しかし玉の内容はいまいちに思う。それよりも見映えの点ではやはり昔のように左右台船で対打ちの15号を見せて欲しいと願う。
 雨にはならないものの、左右で打上が始まるとたちまち左の台船上空が厚い煙で覆われてしまい。撮りどころがない。しかも花火の背景はどんよりと曇り空で、それが街灯りを反映し明るく闇夜ではないので花火が浮き立たない。こんな条件だから、撮りの方はフィルムとデジタルのカメラ2台としたものの、フイルム消費は無駄と早々に惜しみなく撮れるデジタルカメラ中心にする。
 相変わらず花火の背後の夜景は見事だ。まだ建設中なのか真っ暗なビルもあるものの全体として華やかだ。花火の手前はというと、こちらは航路が確保されているので、打上中もひっきりなしになにかしらの船や警備艇が通過する。それで写真画面の下方にもたまに不規則な光の帯が入ったりするのだが、それもまたよしかと。
 終了後はいつもの道で田町駅へと思ったが、警察の誘導があり、従うと遠回りになってしまった。それでも昨年とまったく同じ時刻の電車に乗れて帰る。何から何まで2008年のコピーのような一日だった。違うことと言えば終わってから降られなかったことぐらいか。自宅近辺はしこたま濡れていてまたひどい夕立があったのだと知った。
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