花火野郎の観覧日記2012

観覧日記その5 7/24
かつしか区政施行80周年記念 第46回 葛飾納涼花火大会

  
東京都・葛飾区


    

    

    
   
 7月20日前後は、戻り梅雨のような空模様で、気温もそれまでの猛暑日から10度以上も下がって涼しいくらいだった。自宅から見える大会に茨城県境町のさかいふるさと祭り、があるのだが自宅からは直線で10キロメートルくらい。さすがにチャリ漕いで行くには少々遠い。車も無いし、バスなど交通機関ではなかなかに不便な場所。それで3〜4キロメートル接近した高台で観覧しようと自宅を出かかったときに雨。気象レーダーでは無視されるほどの霧雨だった。それで自宅観覧にしたのだが、いつもならすっきり見える花火が全く形も光さえも見えなかった。音は聞こえるものの星のかけらも見えないのが不思議だった。ふと観ると比較的近くの送電線の鉄塔が霞んで見えていた。あー雲が下がったか霧発生か。それで出かけた方のブログの写真を観ると、会場から撮影した花火の上空が霞んでかろうじて星が写る程度。これでは10キロも離れていたら見えるわけないかと納得。例年なら21時終了の同大会が、それを過ぎても打ち続いていたので今年は玉数が多かったのだろうか。
 葛飾の大会となったが、朝からパッとしない天気だった。仕事帰りの時間に降られたらさっさと観覧中止にして帰ろうと考えていた。最寄りの金町駅は、高架のホームから下の改札階に容易に降りられないほどの混雑だった。人で埋まる駅構内の地下道をようやく抜けるとパラパラと雨の洗礼。それほどの降りではないのでせっかくだからそのまま観覧予定地に向かう。
 そのまま  橋を渡って、例年通り矢切側の対岸を目指す。川を渡って吹く風も少々弱い。雨もパラついたので蒸し暑さばかりがまだ花火行に慣れてない身体を消耗させる。
 打ち上げ場所をほぼ正面に見る辺りまで来ると、すでに三脚がずっと連なっていた。顔見知りの愛好家に今期もよろしくと挨拶しながら撮影位置を探す。
 アクセントになるかと考えていたスカイツリーは「小さすぎて」点景にもならない。もとより昨年、ほぼ等距離に眺める松戸の花火大会(葛飾の上流)でもずいぶん小っさと思っていたが、対岸で撮ってさえ28ミリ以下の広角を使う葛飾では、小さいスカイツリーがさらに小さくなってしまう。
 19時を過ぎてライトアップが開始されても、少々もやった天気のせいで絶対の存在感どころか意識しないと見えないくらいの大人しさだ。この日のライトアップカラーは「粋」。白色と水色の日なのだが、第2展望台の上のアンテナ部分のライトアップがまったく見えず、パッとしない印象だった。その松戸の時に、スカイツリーと花火との間に東京タワーが小さく見えたのだが、より遠くより小さい東京タワーの方が存在感があるのは、赤系中心のライトアップの色合いに因るのだと思う。粋だか雅だか、スカイツリー単体を近くで見る分にはなかなか趣があるのだが、遠く離れるとツリーも小さく、細くて目立たない色と相まって印象が薄い。あまりに小さいので夜景に埋没してわからないからフレーミングにスカイツリーはまったく考慮しなかった。そうしたら手前のビルに重なって益々存在が希薄になった。
 いつも通りの葛飾の花火で、震災からみで少し規模が落ちた昨年と違って枷を解き放った全開のフルバージョン。安心して観ていられる。
 ところが私自身がシーズン初日ということか、今宵はなにかとトラブルが多い。こういうのは最初の方で出尽くしてくれないと困る。
 まずは、さぁそろそろ準備という段になって、腕時計が止まっていることに気が付く。「電池切れっすか」……これが無いとなかなかヨーイドンがわからないし、経過時間もわからなくなるから困る。
 ついでLEDライトの釣り金具が外れて、首から下げている紐と泣き別れに、首から下げているから便利なのにいちいちポケットから取り出すのに閉口。
 久しぶりに使ったフィルムカメラ(67)がレリーズしたりしなかったり……。これでずいぶんチャンスを逃した。シャッターが切れているつもりで切れてなかたりとか……やれやれ。どうやらケーブルレリーズのストロークが若干足りてない経年変化の生じたレリーズを使ったためと判明。その製品はゴミ箱送りに。
 それとフイルム交換に手間取る手間取る。しばらくデジタルカメラが続いたので、シームレスに撮り続けられる良さにとっぷり浸かっていたらしい。いやぁ、こうなると「写っているのか?」ということを含め、フィルムは怖いなぁ。全部が全部を撮ろうというのではなく、仕事帰りのシーズン初日、身体も暑さと撮影行に慣れていないし、要所要所撮るだけ、としてもこうミステークが多いのではな。
 ラストは「輝かしい未来へ・大空中ナイアガラ」となっていたが、この業者お得意の、銀冠一色というのではなく大量の錦冠を延々と打ってから、締めくくりの一斉出しに銀が一度入ったきりで少し呆気ない幕切れ。
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