花火野郎の観覧日記2012

観覧日記その20 11/3
東京理科大久喜地区 第18回 理大祭 花火大会

  
埼玉県・久喜市


     
   
 一昨年観覧した同じ市内の大学祭の花火に出かけた(2010年の観覧記参照)。この時期は各地の学園祭でも花火が多く観られる。色々と家事も忙しいので、花火を見終わった後に自宅に帰るまで30分もかからないのはありがたい。いくら内容が良くてもこの時期の10分程度の花火に丸一日かけて行くというのはさすがに時間が勿体ない。
 行き帰りは最寄り駅からスクールバスを利用させてもらう。在校生の父兄でもないので恐縮至極。今回は合併からみの行事もなく、バスはいつも通り西口バス停(キャンパスのある側)から出発する。運行ルートは次の12月から変更になる旨、車内に掲示されていた。理科大久喜校舎近くで規模の大きなショッピングモールが今月末にオープンするためで、その脇を通る従来の運行ルートはモールの利用客による渋滞が見込まれ、それを回避するためらしい。一度観て勝手がわかっているので現地には15時過ぎの到着。運動グラウンドの向こうの打ち上げ場所では花火屋さんがちょうど荷下ろし中といった頃合いだ。快晴に恵まれたが若干風が強め。
 開催期間中のお客が10万人とかいうほどの都内の有名大学とは違ってコンパクトな学園祭。様々な模擬店が建ち並ぶ中庭を抜けていちおう撮影場所の確認。前回、校舎を中心に付近を散々ロケハンしたので今回は省略。中庭のステージでのコンサートやミスコンなどの出し物を眺めながら時間を潰す。
 打ち上げは18時30分から。このところ急に寒くなりアウターはこの時期初のダウンだ。インナーは重装備のえびす講や秩父夜祭り程ではないが、そういう防寒着が観覧に必要な季節になったのだと思う。
 機材はデジタル一眼。小さなショルダーバックと三脚のみと軽装備。カメラ機材より防寒具の方が嵩張るくらいだ。
 前回はこちらに来てから何人か知り合いに会ったのだが、知り合いどころか花火だけを撮る人は他に誰も居なかった。駐車場脇の芝生エリアから校舎を挟んでの構図は同じだが縦位置メインとして微妙に立ち位置は変えている。花火の発射位置は前と変わっていなかったので構図の予想がつきやすい。本日はやや向かい風であるが玉数も多くないし、煙を飛ばすだけの風はあるのでたいして気にはならない。
 一斉出しに始まり、単発打ちとスターマインを交互に何度か繰り返すプログラム。グラウンドに面して最前列で花火を観ている学生から校舎越しに何度か歓声が聞こえる。
 18時50分頃終了とみられた。グラウンド側で観覧していた多くの学生がふたたび中庭に戻ってきたからだ。片づけてから19時発のスクールバスで最寄り駅に向かう。

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