花火野郎の観覧日記2015

観覧日記その12 7/25
桑名水郷花火大会

  
三重県・桑名市


撮影場所から

背後は綺麗に染まった

最初の20号

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

NTN提供「お伽の世界は夢の国」

   
   
 二度目の桑名。翌日の蒲郡との連続観覧というのも2012年の時と同じだ。
 今回の失策は桑名に宿が取れなかったこと。前回楽勝だったので油断していた。気がつけば桑名駅周辺どころか、名古屋駅周辺まで取りづらい状況に。結局、桑名駅周辺はとうとう駄目で、名古屋駅近くのビジホにしたのだか、それもずいぶんグレードの割にお高い部屋(高級という意味でなく)になってしまった。
 理由は鈴鹿の8時間耐久レースからみと推察するがそれだけでもないだろう。鈴鹿の8耐もJRの夜行鈍行列車が健在だった頃は多くの観客はそれで帰ったものだが、それが廃止されてどこかに泊まらざるを得なくなったわけか。だから桑名、四日市、津、松阪、名古屋など周辺の宿は軒並み取れなかった。
 早朝に家を発って桑名着は昼ごろ。駅近くの観光案内所で花火のプログラム誌をゲット。前回は電話して配車してもらわなければならなかったタクシーが駅頭で普通に客待ちをしているのに驚いた。それで観覧予定場所までタクシーで向かう。猛暑の日中に徒歩で消耗は避けたかった。
 大会本部席近くの水門のあたりで撮影と考えていた。前回はそこらに三脚を立てられたからだが、行ってみると堤防最前列の柵沿いはすでにガムテープなどでの場所取りが完了しそれが延々と下流まで続いていた。目眩がするような猛暑の中で希望の場所が空いてないことに途方に暮れた。とりあえず適当に三脚を置いて、近くの大型SCに避難しに行くも、途中で熱がこもってくらくらするような暑さだった。
 それから午後のほとんどの時間を冷房の効いた店内で過ごす。知り合いの愛好家も何人か出逢い歓談しての永い午後。途中で何度か三脚の様子を見に行くが、それだけで汗だくになるほど。これはおとなしくぎりぎりまで涼しいところに居た方が賢明と考える。
 知り合いが協賛席を買ってあったのでご一緒することになり、私が先行して入場のための行列に並んでおくことになった。協賛席入場は予定より少し早く18時15分前に始まった。今回も大スポンサーのNTN様のはからいにより、一般協賛席に並ぶNTN席近くに撮影場所を得ることが出来た。2012年時とだいたい同じ場所だ。
 台風12号の動きが気になる今週末だったが、沖縄方面から北上ということで影響の少ない開催日になった。開始を待つ夕刻には空一面を焦がすような素敵な夕焼けとなり、刻々と変わりゆく色彩の妙に何枚も写真を撮ってしまった。風は西北西。向かって左から右への横風だが、右側は花火の奥に流れているので問題はない。前回24ミリが手持ちの最大広角だったのでカメラも1台きりだった。今回は16ミリまでの広角を装着した2台体制でのぞんだ。
 開始後は、桑名らしく単発、多くのスターマイン、水中花火を繰り返し進行していく。目の前に連なったプレジャーボートすれすれに水中花火が次々に開花するのはなかなかの迫力。
 さて二尺玉18発を擁するNTN提供「お伽の世界は夢の国」。オープニングステージ、ミュージックステージ、ファイナルステージと3部構成でそれぞれに二尺玉が盛り込まれている。最初だけミスったのは、いちばん最初のパートでの二尺二発がどこで打たれるのか?と思っていたら他の打ち上げと一緒に「曲導無しの」玉を裏で打ったらしく(気が付かなかった)、一連の最初の打ち上げが終わった頃、やや経ってから突然漆黒の空に二尺二発が対で開いて唖然とした。たはは。
 途中でお得意の滝落としが展開。今回は全て銀点滅で目映いくらいの銀滝となった。二尺玉も種類が多く、単純な芯物の方が少ないくらいだった。二尺でこれだけ色々と種類を作り分け、ラインナップしているのは凄いと思わざるを得ない。さすがにこれだけふんだんに二尺を盛り込まれると圧倒感は凄い物がある。個人的には二尺は単独にしろ対にしろ、下で他の玉が開いてない状態で打ち上げてこそ見栄えがすると思う。高さや大きさを味わえるからだ。
 フィナーレは15号入り錦冠の空中ナイアガラで締めた。関係者や愛好家仲間に挨拶して引き上げる。桑名駅入場で少し詰まったものの、21時20分過ぎには名古屋行き電車に乗れた。玉村町が雨上がりの午後遅い出発だったから、今日が私にとって梅雨明け後本当に炎暑の中で一日過ごす観覧初日となったわけで、連続2日目も控えてどこまで持つか?


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