花火野郎の観覧日記2016

観覧日記その2 3/20
第5回 大洗春まつり海楽フェスタ花火大会

  
茨城県・大洗町


10:00 オープニングセレモニー
満員御礼です。

グッズ販売のガルパンテント村
長蛇の列で盛況です。

茨城交通ラッピングバス展示の一台
エアポートリムジンまで・・・

打ち上げ場所遠望。5号、7号と10号筒

1. 10号・五重芯変化菊

5号・星空の煌めき

11. 10号・銀菊先変化

15. 10号・イルミネーション

16. 10号・八重芯錦冠菊

19. 10号・夜空の百花園

21. 10号・四重芯変化菊

25. 10号・錦八方牡丹

28. 10号・牡丹八方咲

31. 10号・光の波紋

35. 10号・時差式八方咲

37. 10号・引先緑八方先

40. 10号・五重芯変化菊

スターマイン・大洗を彩る光の芸術

スターマイン・大洗を彩る光の芸術
   
 年明けて開催日を知った日から楽しみに待っていた。マイカーを使って現着はイベント開始1時間前の午前9時。花火だけならこんな早く来る必要はないけれど、せっかくだからイベントそれ自体の雰囲気も美味い物も味わいたい。主催者は4つの臨時駐車場を用意している。その中で昨年駐車した2番目にキャパのある第4ふ頭臨時駐車場に入れようとしたが、まさかの「満車」!な、・・。大甘だ、ナメてたぜ。それで警備員に誘導されるままに、一番大きく遠いサンビーチ臨時駐車場に向かわざるをえなかった。両側の歩道にはそのサンビーチからメイン会場を目指す客が長蛇の列になって向かって来ていた。サンビーチ臨時駐車場からメイン会場までは1キロメートル強の徒歩になる。
 仕方ないので後で駐め直すとして三脚だけ持って観覧候補地に向かう。午前9時過ぎだが既に海際に先客が居た。ここは15時過ぎでも場所取りできるので急ぐ必要もないが昨年とほぼ同じ場所にとりあえず確保。風向き予報は終日北から北東の間で、到着時にもうその風向きだった。陽射しは強いが海から来る風は冷たい。2週間ほど前の天気予報はズバリ雨だったことを考えるとこの晴天は本当に嬉しい。風向きを考えると完全風上で立ち入れる場所はないが、少しでもいい具合に見られるポイントを探してこれから事前に調べた候補地をいくつかロケハンするつもり。
 まずはラッピングバスの展示を眺めながらリゾートアウトレットの建物沿いにメイン会場へ。しかしそこはアニメファンを中心に昨年以上の超混雑の大盛況になっていた。だいたい車の数からしてどう考えても昨年比倍以上は来ているのではないだろうか。電車利用で駅から会場に向かうファンも多かったが、全国各地のナンバーを付けた車とバイクがびっしり駐まっているのは壮観というか。凄い。大洗がその聖地となったアニメ「ガールズ&パンツァー」通称ガルパンも初回放映から時間が経っていて(再放送も終了)人気も落ち着くかというところだったが、昨2015年秋から現在にかけて新作「劇場版」が公開されるや、前以上に人気が再燃、という感じだ。その勢いがそのままこの日のイベントに現れている。なんでも劇場版の人気まっただ中の昨年11月に行われた「大洗あんこう祭り」も凄い人出だったらしい。
 まだ開会して間もないのに、既に正午からの声優イベント待つファンがステージ前にぎっちりと座り込んでいる。一方では関連グッズを漏らさず余さず買い求めようというファンが物販ブーステント前に長蛇の列を成していた。気合いが違うぜ。大洗リゾートアウトレット内にあるまいわい市場で早々に土産を買っておこうと思ったが、そこも長蛇の列。とりあえず大洗商工会ブースで花火カンパをして商工会特製のカレンダーとプログラム紙をゲット。
 それから大洗フェリーターミナルから漁港にかけての辺りを徒歩でじっくりロケハンして回る。だから今日はトータル5〜6キロメートル以上は歩いていると思う。日頃の運動不足を一気に解消だ。残念ながらふ頭続きでフェンスで遮られることもなく入れる大洗フェリーターミナル一帯は、立ち入り禁止ということで撮影には使えなかった。午後半ばに入港してきたカーフェリー・サンフラワー号を近くまで見物に行ったら追い出された。風向きによっては打ち上げ場所まで間合いが1キロメートル以上になるが北側の大洗漁港からも狙えるだろう。
 その後、空きが出たのを確認してから車を第4ふ頭臨時駐車場に入れ直し、再びメイン会場に戻って昼食。まいわい市場が少し空いたところで土産を買って車に戻る。それでも納豆ひとつ買うのにレジに30分は並ぶほどの混雑だった。
 正午からの声優イベントが終わり、目当てのグッズも手に入れると花火に興味が無い、または花火まで観ていると日帰りできない遠方から来ているアニメのファンはだいたい15時くらいまでに順次帰路につく。だから花火が目的の愛好家は13時から15時くらいに現着すれば入れ替わりに好みの場所に楽に駐車できる。駐車場オーブンが午前7時だから私のように中途半端に早く着き過ぎると(早くならもっと明け方とか)かえって駐車できない。ロケハン中に海沿いに居並ぶ太公望達にイベント以外の駐車場所も教えて貰ったので今後に活かせそう。
 午後になると知り合いの愛好家も増え始め、あちこちで出会っては歓談して過ごす。16時頃、観覧場所で10名くらいの愛好家で輪になって歓談しているところへ、昨年と同じように野村花火の野村社長がやってきたので、歓談の輪に入っていただくことができた。しばらく野村陽一氏を囲んでの花火談義。海楽フェスタという春のイベントに花火打ち上げが伴ってまだ3回目。最初はイベントの前夜祭花火だった。しかしながら地元野村花火工業の持ち玉だけが集中して観られる希有な打ち上げとあって、花火ファンにも早くも周知された感がある。
 風向きは変わらずに北東方向だったが、夕刻に向かって東成分が強くなっていた。最初の観覧場所だと風下は免れるものの風下から40度くらい離れた位置で定時雷の煙を見てもあまりよろしくないと思った。漁港の方に回ろうかと考えていったん車を出したが、もう周辺は帰り客と新たに訪れる客で渋滞気味になっており時間が掛かりそうで断念。おとなしく最初に三脚を置いた場所で決定。車も観覧場所直近まで移動して機材を運ぶ。日中のフリースからダウンに着替え、使い捨てカイロも用意。
 カメラは2大態勢で、どちらも縦位置。画角だけ違えての振り分け。サブは28ミリ相当で10号に対し上から下まで入る固定画角で押さえ。メインが35ミリ相当での追い写し。向かって左上空に広角を使えば入り込むくらいの位置に月が上っていたが、10号の盆にはひっかからないだろう。筒の位置がわかるうちにカメラを据えて画角を決めておかないと、この辺りも海上も完全に真っ暗になってしまう。開幕いきなりの出所がわからなくなっては困る。
 三脚にカメラを載せたり準備をしていた19時前は確かに東寄りの風の中だったが、打ち上げが始まってみると、風が強くて流れるかと思っていた冠の引きがすーっと下に垂れる。フォルムが綺麗に決まっていた。それで開始直前19時をまわってからまた風向きが変わったのだと気が付いた。なにしろダウンで防寒していないといられないほど風が冷たく、着こんでいるせいで気が付かなかったか。完全順風ではないが予報に全くない西成分が入り、押し風になっていたのは思いがけない幸いだった。へぇこんなこともあるのか、と不思議な感じ。おそらくマリンタワーの建つメイン会場は順風方向ではないだろうか。
 あとはプログラムが進んでしまうのが惜しいほどの野村ワールドを堪能した。これだけの玉の種類を観るのも、10号玉さえも本気での花火撮りも今年初だしそのひと玉ごとに酔いしれた。見慣れた作品もさらに手の込んだ仕事が施されていて圧倒された。イルミネーション系は明滅のパターンが違う物が披露されたが、さらに明滅のピッチも速くなったものが登場。
 プログラムの本数は昨年より2本増えて42番までになった。昨年は5号10発と10号、スターマイン中心だったが、今回は7号4発が5号に置き換わっている。五重芯が2玉になり少しグレードアップ。おなじみの開幕「いきなり多重芯」も四重芯から五重芯に。10号単発総数は24玉。
 終了後は自然と観覧場所に拍手が満ちた。おそらくメイン会場はプログラムの玉名を読み上げる進行アナウンスをアニメの声優が行う、といううらやましい萌え仕様だったため、花火だけでない熱気に包まれているだろうが、遠く離れたこちらは花火ファンだけの静かな観覧と満足感だった。もちっと広範囲に聞こえればなぁ。昨年はスムースだったが、臨時駐車場から一般道に出るのに出庫渋滞で30分ほどかかった。
 

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