花火野郎の観覧日記2018

観覧日記その25 11/4
いばらきまつり2018 フィナーレ花火

  
茨城県・茨城町


撮影場所

10号・昇曲導付五重芯変化菊

10号・点滅芯青八方咲

10号・紫千輪

ミュージックスターマイン
未来への光
   
 自宅を車で出る。すると4号バイパスに入ってしばらく走るまでのその間、行き当たる信号がことごとく「赤」。自宅近くの戸建て住宅街ですらこんな次々に赤でひと区間ずつしか走れないなんて経験は一度も無い。こういう予兆めいたことにはなんらかの意味があると私は考えるのだ。「行くな」ってことか・・・。ならば行ってはならないその結果はどういうものかを味わってみたくもなったり。
 ・・そういうことか。茨城町は午後からは終日曇りという予報が外れ、午後半ばからは繰り返し雨。夕方からは本降りになってしまった。風向きも予報にも無い南西。打ち上げ直前まで雨で傘をさしている状況。湿度も高かった。きちんと見えた方角もあるのだろうが、私の居たメイン側は野村花火の10号名花がことごとく煙に一部隠されるか埋没した。まともに見えたのは1発目の五重芯だけ、という結末。メイン側からだと10号の手前にその他の花火筒がすべてある。だから5号単発、スターマインのその度にその発煙が後ろの10号開花に被って盆を隠してしまうという位置関係。多重芯はしょっぱなだけだったが、凝った星を使った素晴らしい玉が多かった。
 コンディションはそんなだが、昨日の福島に比べればぜんぜん暖かい晩だった。過去のいばらきまつりは、ほぼ天候には恵まれてきたように思う。雨は初めてだ。しかし祭り開始から雨になるまでの間、イベント自体は盛況だった。昼過ぎには早くも飲食物が売り切れて店じまいしたり、野菜などの物産も次々に売り切れになった。ステージショーなどのイベントも賑わっているが、新鮮で立派な野菜や果物を買い求めるのが目当てという客もかなり多いみたいだ。
 今回は風向きで裏手をチョイスということより、この場所から撮ってみたかった、を優先した結果。帰路も雨の領域が多かった。こんな天気が悪くなるとは思わなかった。

    

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