花火野郎の観覧日記2018

観覧日記その26 11/10
OYAMAバルーンフェスタ2018 熱気球ナイトグロー&花火ショー

  
栃木県・小山市


  

   

   
 昨年に続いてまたも、熱気球の球皮無しの「炎の祭典」になってしまった。突風が吹いていた昨年なら「仕方ない」と思えたが、今宵はそれほどの風とは思えなかった。それだけに今年こそは、と思って来たのにがっかり感がより増しだった。グローバルーンは参加チームにとってもそのバルーンのアピールしどころと思えるだけに残念で仕方ない。
 結局昨年同様に、観客は各チームのバスケット近くで観られる、というはからいがあり、各チームの回りは観客でにぎやかになった。
普通にバルーンをはらませていれば、客は遠巻きにしか観られないから、バーナーの炎と、多くの観客が同時に写し込める、というのは絵にはなる。昨年はもっと近づいて撮ったが、今回はバルーンが膨らんだ状態の間合いをキープ。昨年と比べて炎が遠のいて寂しいが、花火の規模と大勢の観客の描写がまずまずいい感じの絵を作り出してくれている。
 往路ではずいぶん低くそして暗い雲が広がったな、と日中の快晴と11月にしては焼けこげるような陽射しだったのが嘘のような空だった。現着は16時30分。所用があり自宅を出たのが15時30分だった。三脚だけ持って場所を確保に行く。バルーンが膨らめばちょうど良い遠巻きの位置に知り合いも来ていて、歓談しながら待つ。
 すると17時を過ぎたあたりからバラバラと雨が降り出した。また雨か。傘をさすほどじゃないが、レンズに水滴は着くくらいの降り。それよりも17時30分に最終決定、というバルーン無しになるかも、という風具合の方が気になる。そして結局我々にとってはさほどの風とつまり花火にはいい具合の風と思われたが、受風面積の大きいバルーンを膨らませるには危険、と見なされ球皮を外してのイベント決行が決定された。
 グローバルーンのイベント自体もこうした雨模様の天候を見計らって10分ほど前倒しで始まった。事前に担当煙火店のスタッフが近くに来ていて、知り合いを介して得た情報だと、土浦での打ち残しを投入するらしい。つまり例年より花火部分は増量、と嬉しいこと。
 イベントの途中の一斉点火「バーナーズオン」のかけ声とともにふいに花火が始まって、あわてて画角を合わせて撮り始める。花火は確かに増えていて、10分間ほど間断なく上がり続けた。バーナーの一斉点火とともにワイドでザラ星と花束がなんどか繰り返され、最後に量の多い一斉出しで終了。終了後は駐車場が大混雑で動き出すまで30分ほど待機。帰路も途中、古河市あたりが本降りの雨だったが自宅回りでは上がっていた。
    

INDEXホームページに戻る
日記のトップに戻る