花火野郎の観覧日記2018

観覧日記その13 7/14
第33回 さかいふるさと祭り利根川大花火大会

  
茨城県・境町


音楽スターマイン
夢に向かって〜栄光の始まり〜
山崎煙火製造所

10号10発
野村花火工業

10号10発
野村花火工業

10号10発
野村花火工業

10号10発
野村花火工業

ミュージックワイドスターマィン
野村花火工業

ミュージックワイドスターマィン
野村花火工業

ミュージックワイドスターマィン
野村花火工業

ミュージックワイドスターマィン
野村花火工業

ミュージックワイドスターマィン
野村花火工業

ミュージックワイドスターマィン
野村花火工業

音楽スターマイン GREATEST SHOW
山崎煙火製造所

音楽スターマイン GREATEST SHOW
山崎煙火製造所

音楽スターマイン GREATEST SHOW
山崎煙火製造所

ミュージックスターマィン
紅屋青木煙火

ミュージックスターマィン
紅屋青木煙火
   
 昨年は日曜開催だったから、群馬のたまむら花火と両方見られた訳だが、今年は境町が土曜開催にシフトし、かぶってしまった。私はより近場の境町を必然的に選んだが、ぎりぎりまでどちらを観覧するか悩んだ愛好家は少なくないのではなかろうか。
 昨年同様に有料席を買おうとしたのだけれど、地元先行販売分で売り切ってしまったのか一般販売の日、イー+では最初から完売表記。なにか裏技があったのかどうか、それを手にしている写真愛好家も居たし、どこにそう記されていたか、抽選だったという話も聞き、なにがなにやらわからない。
 カメ席チケット買えなかったから近場ということで週中の仕事帰りに場所取りした。しかし開催週では打ち上げ列に対してずいぶん斜め方向しか場所が空いてなかった。今回の撮影アングルは妥協というかどうしようもない。
 当日は朝から猛暑。午前中に取ってあった場所まで三脚だけを運ぶだけで大汗。その後は近くの道の駅で夕方まで過ごした。夕刻16時過ぎに機材を運ぶが、川のそばで風が吹き抜けて意外と心地よい夕暮れだった。カメラは2台用意して単純に縦横の振り分け。
 この日の花火以外の印象を一言で言うと、運営も進行もルーズ。開始時間さえ守れないのか。よくいえば地方の大会らしいまったり感?それにしては大量の有料席を売るとか、ライブをやるとかそういう部分は先進的。
 花火の前に音楽ものライブをやると、私の経験ではたいてい「ライブが時間通りに終わらない」。つまり花火のスタートも遅れる。実際ライブが押したのか、別の不手際でそうなったのか「放送が聞こえないからわからないが」結局花火は最初から15分はずれこんでのスタート。そしてそれは途中の点火トラブルや打ち上げ側河川敷での小火などでさらに遅れが拡大し、21時終了予定を40分近くオーバーした。
 昨年は有料席にいて気がつかなかったが、有料席以外では放送が何も聞こえないことを知った。ほとんどの観覧エリアに放送設備が無いという信じられない花火大会なのだった。予算が厳しいならわかる。しかしふるさと納税で22億円寄付があった。茨城県内で3年連続納税額1位だと、わざわざプログラム誌に記載するくらいなら、放送設備に1千万くらいまわしたらどうなのだろう。文句があるなら放送が聞こえる有料席を買えよ。てなものだが、正攻法で買えなかったのだもの。
 花火大会に必要な各種の放送が一切聞こえない。これがそも花火大会としての最大の欠陥だ。有名煙火店を招聘したり、さらにその数を増やしたりは歓迎だけど、花火大会運営としてその前にやることがあるのではないだろうか。有料席を売って稼ぐ前に大会に必要な基本的なインフラ整備が足りてない。スムースで滞りの無い運営進行は当然ながら、会場のどこに居ても、進行のアナウンスと音楽付き花火プログラムに伴う楽曲だけは聞こえるように放送設備を設置してほしい。
 有料席の客より一般客の方が遥かに多く、観覧している面積も大きい。その大会の大半を占める客が「何の放送も聞こえない」というのはいかがなものか。今回のトラブルによる中断に伴う放送も、スタートも終了もとにかく一切の主催者からのアナウンスが一般席では聞くことが出来なかった。
 音楽付きスターマインにしても、シンクロしている音楽が聞こえるからこそ、花火とのマッチングが楽しめるのに、肝心の音楽が聞こえないのでは、それを音楽スターマインなどと記載するのは間違いだ。今回、青木、山崎、野村のいずれの音楽スターマインも音楽抜きで魅力も半減だった。そして楽曲が聞こえないと、撮影のタイミングも取りにくいのだと気が付いた。
 AKBだの有料席向けのライブの音源を金を払った客にしか聞かせないのは理解できるが、花火大会の進行アナウンスまでは聞かせないのはどうなのか。一般席には最低限の放送スピーカーの設置すらもともと無いのだから、最初から対象としていない訳で花火大会運営として呆れる仕様としかいえない。なぜなら「火事だの地震だの避難だの」なにかもっと緊急の事態が勃発したとき、それをその場にいる大勢の客にどう伝えるつもりなのか主催に問いたい。
 花火自体は打ち上げ場所が整備され幅も広がり、全ての煙火店が同じ場所を使ったことは良かった。そして山崎煙火主体のプログラムではあるが、野村花火、青木煙火とも内容は充実していて良かった。しかし音楽スターマインでありながら、楽曲は無音だったので、シンクロが良いのかどうか不明。案の定花火の設置位置は有料席方向に具合が良く、私の位置からでは放射打ちした場合など、センター大玉との位置関係、全体バランスがいまいちだった。
 最大の中断トラブルは唯一の青木煙火の音楽スターマインで起きた。始まらない。原因はわからないが、どうやら何度も仕切り直しトライしたが駄目だったようで、なぜさっさと飛ばして次のプログラムを始めなかったのか運営の不手際としか思えない。どうしても順番通りにこだわったのかどうか、青木煙火が点火できないと判断するまで20分ほども中断である。そしてその間、有料席以外では一切何の放送もなし。何が起こったのか、これからどうするのか、全くアナウンスなしだから私の周りでも帰り客が続出した。結局飛ばして次の早打ちをやるならもっとさっさとせんかい。トラブルの迅速な対処には経験が必要ではあるが、運営方はもう少し学んでほしい。
 放送も聞こえない中で何10分も中断するから、終わったと判断した客がぞろそろ席を立つ。そして前触れも無く花火が再開すると片付けの手をとめて突っ立ったまま見物だ。こうした客に何度も前を遮られて集中できず、何度も座ってくださいと声をかけ、何度も撮り逃した。
 眼下に広がる夜店群が、暗くなるとフォトジェニックで良かった。しかし終盤電気供給のトラブルか、眼下の屋台群の灯りが途中で消えてしまってつや消しだった。元から突然断たれたのなら一斉に暗くなるが、ブロックごとに順次消えて行く、そんな感じで、終盤の山崎煙火の音楽スターマインの序盤で屋台群の灯りが無くなってしまい、そして二度と復活しなかった。
 最終的に21時にはとても終わらず3〜40分ずれた。撮影の最終カットは21時33分だ。そして終了雷もなく暗転。放送設備がないから、花火大会が終了した旨の告知も一般席には無く、ひどいものだ。私は青木分も含めて全量消費したとみたから片付けに入ったが、近くの客などプログラム冊子も持たないで観覧しているくらいで、それでは終了したかどうかも判別できないだろう。放送は重要なのだ。平気で終了時間をオーバーしたが、交通網の脆弱なこの地で、公共交通機関で他府県の客は、帰れるのかどうか。
 車に戻ってスタートしたのが21時50分。昨年30分かかったが、駐車場脱出はわずか10秒。近場だけが強みの私は渋滞があっても40分後には帰宅できた。
    

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