花火野郎の観覧日記2019
観覧日記その9 7/13
第34回 利根川大花火大会
茨城県・猿島郡境町
午前中は青空さえ
地ビールで盛り上がる
打ち上げ方向
有料テーブル、椅子席
段々のところがカメラ席
スーパースターマインの競演
Fanta!
株式会社マルゴー
スーパースターマインの競演
マリーゴールド
山崎煙火製造所
スーパースターマインの競演
光のメロディー
野村花火工業株式会社
スーパースターマインの競演
光のメロディー
野村花火工業株式会社
10号玉
野村花火工業株式会社
10号玉
野村花火工業株式会社
10号玉
野村花火工業株式会社
10号玉
野村花火工業株式会社
10号玉
野村花火工業株式会社
スーパースターマインの競演
光のメロディー
野村花火工業株式会社
スーパースターマインの競演
Queen Fireworks
株式会社紅屋青木煙火店
スーパースターマインの競演
Queen Fireworks
株式会社紅屋青木煙火店
スーパースターマインの競演
Queen Fireworks
株式会社紅屋青木煙火店
フィナーレミュージック
スターマイン THE SAKAI HANABI
山崎煙火製造所
道の駅さかいに居た午前中は、まさかの青空が広がった。この地域にしても冷夏を彷彿させる天気が続き、2週間いやそれ以上ぶりのお日様だった。気温も一気に上がり、焦げるような陽射しを浴びて青空の元で、道の駅の地ビールなど楽しんだ。
しかし午後からは元の曇り空に戻り、夕刻には湿気が上がってポツリポツリ雨が落ち始めた。予報では曇りのまま推移するはずが、南側から雨雲がせり上がって来てそのまま小雨ながら雨の大会となってしまった。
昨年は開催週の平日に場所取りにきたのだけれど、まだ当然河川敷にはなんの準備もされていなくて、ただ空いている場所を確保しただけだったが、偶然にも当日は眼下の河川敷には屋台村ができていて普通に撮ればそれらが映り込み前景が華々しかった。
今年は有料のカメラ席を買えたが、総数200区画くらいのそれが道の駅では当日になってもまだ5名分5箇所の区画が売れ残ったままだった。道の駅の販売分は当初、境町や五霞町など地元住民に限っての販売だったが、当日はもう誰でもどこの住民でもOKという売り方になっていた。しかしその有料席の前景河川敷は、ほとんど明かりのないテーブルや椅子の有料席で、どうやったら花火と共に臨場感がだせるか工夫が必要だった。
雨となると三脚を2本立てるか迷う。雨を避けていて複数台のカメラやビデオの操作は無理。しかも雨という状況に大会のスタートも15分早まった。おかげで雨天ながら空はまだ明るい時間の7時15分開始。だから撮影も無駄なのでプログラム3番の野村花火の10号打ちが始まるまでいっさい撮らないことにした。その後も10号打ち以外は、後半のスーパースターマインの競演という一番の目玉プログラムになるまで撮影せず見物しているだけだった。肝心の野村花火の逸品10号も30発全てが霞んでおり残念な姿だった。
風向きに乗って雨滴は左方向から差し込むように降ってくるので撮影中に露光を中断して、レンズ面を拭く。そんなことを何度かやっても無駄なくらい水滴が絶え間なく付いて駄目だった。その風向きによって打ち上げ空間の右方向は発煙で隠され、全体が煙にうっすら包まれている具合で花火の善し悪しなど評価できもしないまったく良い時間はなかった。
終了後、車に戻る頃には雨と蒸し暑さでシャツも濡れてしまっていた。車は昨年同様に10秒足らずで駐車場から21時20分に一般道に出て、あとは少し往きよりはつまったものの午後10時には帰宅。帰路はずっとワイパーを稼働したままの走り。一日曇りで天気が持つはずが、予想外の晴天もあり、予想外の雨天もありと、夏期シーズンの初日としては、いきなり雨中の観覧と撮りといういちばん気力体力の要る日になってしまった。PCでデータを見てみれば次々に現像したくなるようなカットは殆どなく、雨にやられた上に成果も上がらない一日。
のちにネットなどで裏の千葉県側からの画像を見たが、「こんな素敵な玉が上がっていたのか」と驚くほどだった。同じシーンを探してもこれがそうなのか、と煙に埋没した救いようのないカットにがっかりした。
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