花火野郎の観覧日記 2019

観覧日記その6 5/4
ナイトスカイウォーク花火ショー

  
静岡県・三島市


吊り橋の様子
   

  

正午前。この雲から雷鳴が
   

撮影場所から
左右の主塔の間が吊り橋

お昼は森のキッチンで
三島ブランドカレー

駐車場所付近。
おお!まだ電話ボックスが!

撮影場所からの夜景






   
 5月の3〜5日に三島スカイウォークで花火があるらしい。スカイウォークはすでに行ったことのある息子から話を聞いていた。吊り橋に花火か。ドライブがてら出かけてみる。10連休というわけではないので行けるのは4日のみ。
 撮影場所はスカイウォークを望む国道1号脇の歩道。自宅より厚木経由で箱根新道という一般的なルートを辿ると、この撮影場所はスカイウォークまであとほんの少し、というところの通過地点だ。見晴らしがいいからもうここで。という計画。車は撮影場所から徒歩15分くらいの駐車場に入れる。近くにトイレも自販機もあり、午後はそこで待機する予定。現着は正午頃で時間があり、せっかくここまで来たのだからと三島スカイウォーク本体を見物しに行く。
 さすがに10連休中なのか、すでにメイン駐車場は満車状態で、箱根新道方面からだと右折で入るのだが右折からは入庫できなくされていた。少し先でUターンして無事に駐車。
 この日は10連休特別料金なのか通常1,000円の吊り橋通行料が1,500円になっていた。躊躇したがそう来られる場所じゃないからと奢る。チケットには「令和元年」と印字されていた。
 全長400メートルと日本一の長さの吊り橋。規模の割には渡り始めるとけっこう人の多さで左右に揺れる。残念ながら富士山方向に雲が湧いていてその姿は見られなかった。しかし足下から三島市街に続く斜面一体は新緑がまぶしく気持ちのいい光景だった。その中を走り抜けるジップラインも楽しそう。
 この日はナイトスカイウォーク開催日なので17時終了の営業時間が21時まで延長されている。花火観覧のための特別有料席も用意されているようだ。スカイウォークを渡っていると、富士山が見えるはずの方向には発達した積乱雲が在り、晴れているのにその方向から雷鳴がした。これこそが午後の天気急変の兆しだったのだ。
 ここで昼飯にした後、撮影場所近くの駐車場に戻る。しかし陽射しも強く暑くて車内で寝られる状況じゃない。木陰で休憩していると空全体がゴロゴロいい出して、午後2時過ぎには最初の雨が降り出した。その後降ったり止んだりだったが、16時くらいには本降りの雨になって、17時過ぎまで都合3時間ほど車から出られなかった。車内では豪雨レーダーアプリで雷雲の現在地や行く末をずっと注視していた。
 雷雨が来た後、それまでよりずっと気温が下がって、撮影時にはまたダウンを着込んだ。19時30分過ぎと1時間前に撮影場所に機材を運ぶ。待ち時間が1時間ほどで冷えるからだ。雨後で大気の見通しとかが気になったが、三島市内、沼津方面の夜景はほぼすっきりと綺麗だった。打ち上げ時間頃には次第に晴れて星が見えるくらいの空になった。
 さすが国道1号の大動脈か、交通量が半端無く、そして箱根方面に向けてはずっと上り坂、ということもあってどの車も全力疾走という感じ。歩道にいるとスピード感に恐怖を覚えるぐらいだった。
 打ち上げは予定よりやや遅れて20時45分くらいから約15分間。風向きは向かって左流れで北西くらいか。打ち上げ場所までの間合いは1キロメートル弱かと思う。花火の設置場所を確認しているわけではないので出た場所からの推測だ。号数は大きくないが、夜景と相まって素敵な光景だった。スカイウォークの有料見物席では音楽付で打ち上げが行われているらしい。撮影している者は他に誰も居なかったが、車で訪れた見物客は4名ほど。一組はこの交通量の多い1号脇に路駐と、驚いた。
 21時に終了と観て片付けて帰る。車までは300メートルほど。各地で予想もできない大渋滞が発生した10連休。幸いに往きも帰りも連休渋滞には遭遇せず快適に走れた。23時20分帰宅。

    

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