花火野郎の観覧日記2022

観覧日記その5 8/7
第34回 市川三郷町ふるさと夏まつり 神明の花火

  
山梨県・市川三郷町

    


10号5段

10号5段

10号5段

10号5段

10号5段

10号5段

10号5段

超特大スターマイン+二尺玉

二尺玉

メッセージ花火

メッセージ花火

メッセージ花火

メッセージ花火

特大スターマイン

テーマファイヤー
株式会社斎木煙火本店

テーマファイヤー

テーマファイヤー

テーマファイヤー

二尺玉+スターマイン

グランドフィナーレ
株式会社マルゴー

グランドフィナーレ

グランドフィナーレ

グランドフィナーレ

グランドフィナーレ

グランドフィナーレ

 花火シーズンに入ったが、なかなか観覧できなかった。平日の開催地はもちろん、仕事日の土曜だったり、日曜開催でも宿泊が必要な遠隔地では翌月曜が仕事なので行けなかった。そんなこんなで、久しぶりの柏崎も長岡も桑名なども行けなかった。ようやくこの神明、日曜開催で日帰りできる範囲なので観覧実現。ここもコロナからみで3年ぶりの開催。短縮でもシークレットでもなく、観客を入れての通常開催なのが嬉しい。
 事前の天気予報では、不動の「一日中曇り、風力1メートル」という煙に塗れるだろう内容だった。それでも見られるだけでも幸せと出かける。日帰りできるとはいえそれはマイカー限定。鉄道だと甲府あたりで宿泊で自宅まで帰ってこられない。久しぶりの花火に高揚し、現地には午前7時過ぎに着いてしまった。朝からざっとロケハンと場所取りしたが、メイン会場を外せば観覧場所確保は楽だ。そんな早朝でもすでに焦がされる日差し。予報とは全く違った天気のはじまりだった。それから午後イチで三脚を、夕刻に残りの機材を運ぶ。この3回で久しぶりに消耗した。撮影場所は新規代変えの所と迷ったが、2015年に開拓した独自の場所を今回もチョイス。何度も撮ったがここも使えなくなるか。というのも国道沿いの立木が伸びて、堤防道路や打ち上げ場所の眺望を隠して、夜景や星打ちの一部が隠れてしまうようになってきたからだ。それに市川大門総合グラウンドは今回コロナからみで露天商とか出さないはずなのに2018年と同様に夜間照明が点きっぱなしで大光害であるし。
 今回代変えの観覧場所をロケハンしておいた。朝イチで場所取りしてみたが午後になっても誰も来ていなかった。自宅から見られる住人が多いのだろう。わざわざ場所取りする人もいないのか。
 予報に反して、現地は一日中焦がされる日差しと灼熱の気温。駐車場から観覧場所まで2キロメートルくらいだが、まったく日陰無し。久しぶりに炎天下のロケハンと機材運びは堪えた。連日の猛暑と残業仕事で疲れているのでカメラは1台、三脚も1本だけにした。夕刻に最終の機材を運んでからの待ち時間は終始背後から風が吹き抜けて快適だった。この風は結局到着時から花火終了まで変わることなく吹き続けたのだった。私の位置からはほぼ順風。毎回の花火の発煙を綺麗にはらってくれて、風による型崩れも無く、常時視界良好だった。神明では私が見た限りで最高のコンディションだった。
 進行アナウンスはなんとなく聞こえるがはっきりしないので、FM甲府の実況放送をあてにした。そこそこのレシーバーを使っているのだがFMの入りはいまいちで雑音だらけだった。しかも場内アナウンスに被せてアナウンサーが途切れなく喋りまくるので発射のタイミングが分かりづらかった。それでもゲストが地元2大煙火店の社長とあって、その話を聞くのが楽しかった。
 プログラム紙を見ると、ほとんど例年と変わらないラインナップ。2箇所からの交互の10号打ちや競技花火も健在。二尺玉も計4発。しかし全体を見るとそれぞれのスターマイン系プログラムで少しずつ物量が減っているかな、と感じた。それでも大手の長岡とか赤川とかに比べれば潤沢では無いだろう運営費で、地元還元という形での地元煙火店のパフォーマンスは、コロナにからむ時勢の中で、よくぞこの内容で、と感嘆するものだった。花火に枯渇した心に潤沢に花火成分が注入されて実に満足できた晩だった。
 あと2つのプログラムを残すところ、という終盤でトラブルがあって一時中断。こうなると帰りの心配をする。明日も早朝から仕事なのだ。すんなり帰れるかどうか・・・。FMではゲストの花火師さんが「今日は時間通り順調に進行していますね」と言っていた矢先。結局21時終了の予定が、カメラの最終カットの記録は21時17分になっていた。それから急いで撤収し、車に積み込み、21時50分には双葉JCを目指して高速道路を走行していたのだから順調な脱出の方か。自宅には日付が変わるまでにたどり着いた。
    

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