花火野郎の観覧日記2024

観覧日記その12 11/30
常陸太田市制施行70周年・合併20周年記念花火大会

  
茨城県・常陸太田市

    

一般有料席後方から打ち上げ方向

一般有料席の様子

一般有料席の様子

観覧場所から

第1章 オープニングワイド
スターマイン
祝“市制施行70周年・合併20周年”

第1章 オープニングワイド
スターマイン
祝“市制施行70周年・合併20周年”

第1章 オープニングワイド
スターマイン
祝“市制施行70周年・合併20周年”

第2章 10号特選玉
「珠玉の10発の大輪菊」

第2章 10号特選玉
「珠玉の10発の大輪菊」

第2章 10号特選玉
「珠玉の10発の大輪菊」

第2章 10号特選玉
「珠玉の10発の大輪菊」

第2章 10号特選玉
「珠玉の10発の大輪菊」

第4章 ミュージックスターマイン
「はばたけ!ひたちおおたの
こどもたち」

第4章 ミュージックスターマイン
「はばたけ!ひたちおおたの
こどもたち」

第6章 ミュージックスターマイン
「歩み〜軌道〜」

第6章 ミュージックスターマイン
「歩み〜軌道〜」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」

第7章 ラストワイド
スターマイン「輝く未来へ」
    
 この開催については常総きぬ川花火大会の時に、知り合いの愛好家から「11月末に野村花火が担当する大会がある」と教えてもらった。その後、市のHPなどから開催要項や有料席販売の案内などを調べて有料指定席と協賛駐車券を入手しておいた。その時点ではどのような場所かわからない有料席を使うかどうかはともかく、初めて行く大会で車を正規に駐める場所が欲しかったのだ。その後開催が近くなって、主催者から詳細開催要項と指定席のリストバンド、駐車券や現場の見取り図、駐車場所の地図など詳しい案内が送られてきて相当親切な対応だった。
 会場付近は常磐道の那珂ICから2〜30分の距離。会場は水郡線の谷河原駅のすぐ近くだった。現着寸前にその駅の脇を通るが、なんとプラットホームだけの駅舎もない無人駅。驚いた。なんでもこの日は特別に駅員を配置するらしい。駅の近くは商店街とか栄えているかと思ったが、駅周辺もそのほかにも何もない場所だった。各地にしつこいほどあるコンビニもない。飲食できる場所もなさそう。しかし鉄分の濃い愛好家氏によると、水郡線谷河原駅が観覧場所直近でこの路線があるおかげで終了後楽に東京都内まで帰れるらしい。
 昼ごろ打ち上げ場所を見渡せるあたりに現着。そこは広大な田圃の北側の端だった。初めての場所なのでロケハン。一般有料指定席などへの進入路もゲートの準備もスタッフの配置もまだまだで、自由に入ることができた。早めの到着は打ち上げ場所をのぞむ道路は午後1時から交通規制で通行止めとなり、それからでは指定された駐車場には迂回道路を通らないと入れない、ということになっていたから。
 指定された駐車場の地図を頼りに車で下見に行くが、山坂道を登っていくような狭い道でまだスタッフも居らず、再び会場脇に戻る。見取り図をよくみると打ち上げ空間に対して購入した指定席列がずいぶん斜めな位置にあることに気がついて、正面に当たる位置までロケハンしにいくと、すでに多くの無料観覧の写真や動画組の三脚が立ち並んでいた。うん、やはり正面がいいよなぁ、ということでその辺りに観覧場所を決める。花火が設置されているラインはかなり遠く、遠目の一般有料指定席からは750メートルくらい。私の観覧位置で650メートルとけっこう離れていた。
 私の周りはもう既に多くの三脚が立ち並び、知り合いも多く、しばし歓談後車を指定駐車場に移す。事前に駐車場所はどうも山の中みたいなところ、という感じで(実際そうだ)、カートが使える道のりかわからなかったので、機材はカメラザックにしてカメラは1台きりにした。
 飲食できる場所がないかわりに、指定席付近には露天商ではなく、食べ物や土産物を売る車が多く集結していた。私もその中で昼食を購入できたのでありがたかった。
 17時スタートだが開始近くなってようやく暗くなりはじめたものの日没方向が打ち上げ方向に近く、なかなか残照が消えない中での打ち上げ開始。肝心なのは打ち上げプログラムだが歓談がてら何人もの愛好家氏にも聞いたが、そういうものは無い、という話。打ち上げ前にだれかがどこかに出ていたそれをSNSにアップしたというのをこれまた愛好家氏にスマホで見せられただけだった。そのプログラムはミュージックスターマインなど大きな出し物中心の大まかな流れで、その合間というか繋ぎの部分に実際は大玉小玉の単発打ちやスターマインなどが入り、ほぼほぼ打ち上げが途切れない流れだった。途中で何度か煙の履け待ちのインターバルが入って、最終撮影カットが18時8分。ほぼ1時間の打ち上げ。
 終わってみると設置の内訳は、設置場所がほぼ500メートル幅なのに対して、ワイドスターマインでもそれを全部使うのかと思っていたがそうではなく、前半、中盤までの単発、スターマイン、ワイドは向かって左側の200メートル幅、ラストのミュージックスターマインのみ右側の300メートル幅(合わせて500メートル)、ということになっていた。
 風はほぼ予報通りだったものの、地上付近はそこそこ煙を流していたが、5号程度から上は弱く、いつまでも前の打ち上げの煙が滞留している感じだった。最終スターマインは打ち上げ列を西側にずらした格好で、それまでの煙の対流は問題ないものの、今度は物量の多い大玉2箇所打ちの向かって右一番東側の発煙がそれより左側にかかってしまうような展開ですっきりとはいかなかった。日中は相当風もあったのだが夜は弱含み。それでもこの時期にこれだけまとまった野村花火の打ち上げを見られたのは至福。満足しないわけがない。
 画角は横位置で24ミリくらい。初めての場所と間合いで保険で横位置にしたが、撮影空間は縦位置でも切り取れる写り具合だった。場所的に仕方ないのだが、花火以外に写るものが少ない。会場全体には50基を超えるかというバルーン照明が点在していたが、普段厄介もののそれがアクセントになってくれたほど。
 終了後はそこに駐めた多くの観覧客と共に指定駐車場に向かう。途中の本部席と救護所の前を通ると、現着してから夕方までそこになかったプログラム冊子が山積みになっていたのでありがたく頂戴した。
 わかっていることだが車への戻りは昇り勾配の道。中には足の悪い高齢の方やベビーカーを押す客もいてなかなか大変そうだ。車を出すと、規制された道路方面には当然出られず、地図にあった迂回路を通ったのだが、それほど遠回りの道じゃなかった。最初だけ少々渋滞したが、道の駅のある国道に入ってからは快調に走って、途中で夕食をとっても21時30分には帰宅。

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