花火野郎の観覧日記2024

観覧日記その7 8/17
第31回 赤川花火大会

  
山形県・鶴岡市

    

会場の様子

会場の様子

オープニング「Hide and Seek!」
有限会社伊那火工堀内煙火店

オープニング「Hide and Seek!」
有限会社伊那火工堀内煙火店

オープニング「Hide and Seek!」
有限会社伊那火工堀内煙火店

コラボ花火 赤川花火xモノノ怪
株式会社北日本花火興業

コラボ花火 赤川花火xモノノ怪
株式会社北日本花火興業

コラボ花火 赤川花火xモノノ怪
株式会社北日本花火興業

市民花火「Miraculous」
株式会社紅屋青木煙火店

市民花火「Miraculous」
株式会社紅屋青木煙火店

希望の光「1st Love」
株式会社磯谷煙火店

希望の光「1st Love」
株式会社磯谷煙火店

希望の光「1st Love」
株式会社磯谷煙火店

希望の光「1st Love」
株式会社磯谷煙火店

希望の光「1st Love」
株式会社磯谷煙火店

エンディング
「新花、未来に紡ぐ光」
株式会社マルゴー

エンディング
「新花、未来に紡ぐ光」
株式会社マルゴー

エンディング
「新花、未来に紡ぐ光」
株式会社マルゴー

エンディング
「新花、未来に紡ぐ光」
株式会社マルゴー

エンディング
「新花、未来に紡ぐ光」
株式会社マルゴー
    
  台風の影響で交通関連がどうなるかわからないので前日入りすることにした。関東から東海にかけてはJR東海が新幹線を終日計画運休というほど。私は車で向かうつもりだが高速道路もどうなるか。台風でなくても東北道は木曜金曜と2日連続で逆走車による事故で通行止めになっている。何があるかわからない。元より盆休みであったので、身体に負担のない行くだけの日ということで台風発生前にホテルを取ってあった。
 往路は台風の影響かずっと雨模様。鶴岡の現地は晴れていた。チェックインまで時間があるのでメインの花火会場も下見した。ボランティアを含む大勢のスタッフが設営準備中。天候は問題なく、明日の開催が待ち遠しい。その後現地スタッフに連絡すると、打ち上げ場所を車で案内してくれた。
 開催当日は朝8時頃から会場入りし、ほぼ1日観覧場所近くの木陰で過ごした。早朝から日差しのきつい1日だったが、東北ということか最高気温は関東地方ほどではないようだ。夕刻から観客の入場が始まり、広い河川敷が埋まっていった。
 風は台風がらみの予報で昼過ぎから西寄りに変わった。しかしその神風で順風満帆とはいかない、と日中から考えていた。それは果たして打ち上げが始まってみると海からの風は夕刻から低空の雲を生み出し続け、それが会場上空を通過。10号開花域を霞ませてしまった。オープニングでは気にならなかったが、続いて10号割物の競技が始まると見事に霞んでいた。煙の影響という人もいたが、雲の通過と見た。もちろん10号を打たなければ風向きによりほぼ視界は良好。
 今年のプログラムの特徴としては、昨年廃止した審査を伴う「競技花火」が復活したこと。すなわち10号割物花火競技とスターマインによるデザイン花火だ。コロナ禍の紆余曲折を経て以前のスタイルに戻ったわけだ。
 それらが有限会社伊那火工堀内煙火店、株式会社北日本花火興業、株式会社紅屋青木煙火店、株式会社磯谷煙火店、株式会社マルゴーによる5社のワイドプログラムの間を埋め、やはりこういう形がいいかなと思わせる内容だった。デザイン花火については6社しか出品していないので優劣をつけたかどうか。割物は15社がそれぞれ芯物と自由玉の2発ずつなので見応えがあった。今回はこのところ毎回エンディングを担当していた堀内煙火がオープニングに、そして初めてマルゴーがフィナーレを務めるということで期待された。
 カメラは2台で、全プログラムを撮るメインと、14ミリで5種のワイドプログラムのみを撮る画角固定のサブ。しかしこの日のマイトラブルは、なんとカメラのリモコンケーブルがおそらく経年変化の断線で4本あるうちの3本ダメになるという始末。カメラを据えてケーブルを繋いでみて初めて知る現実。レリーズすると途中で勝手にシャッターがクローズしたり、コードを動かすとオン、オフを繰り返したりと使えねぇ。生きている1本となんとかレリーズできるもう1本で撮り切った。
 終始上空はややかすみ気味で、発色が滲み出す感じだったが、途中から逆風の昨年に比べれば相当良好。
 5つのワイドはそれぞれが素晴らしい内容だった。昨今の諸物価高騰で内容が薄くなるのでは、と懸念したが十分なボリュームだった。エンディング担当のマルゴーはこれだけの幅と打ち上げ時間に慣れていないのか、ところどころ玉の入れ違いではないかと感じる部分もあったが、見事に打ち切ったと言えるだろう。
 終了後は退出プログラムによって粛々と観客がはけていき、混乱もなかった。ひさしぶりに十分な内容で堪能したが2日滞在なので疲れた晩でもあった。
 翌日はホテルを7時に出たが、ノンストップでも昼過ぎの帰宅。お盆期間中ということもあって高速通行料の休日割引無しは痛い。
 なおリモコンケーブルは全て新調した。
 

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