2017/12/1  新しいカメラをお出迎え

 予約していたD850が約二ヶ月待ちで入手できた。もっとも予算がないから、所持していたD810と望遠玉をドナしなければならなかった。しばらく飛行機撮りはお預け、というか二度と出来るのかしら。
 しかし新しいカメラは、PC設備に影響するリスクが伴う。従来のPC環境ではもうこのD850のRAW現像が出来なくなった。現像ソフトを850対応の最新バージョンにしなければならないのだが、私のMac OSも最新のSierra環境にアップグレードしなければ、インストールさえできない。
 幸いにPCには最新のOSも入っているので、切り替えて850だけ現像、というかRAWファイルを開いて別の保存形式に変換するだけなのだがそれは可能。というかこの環境を作っておいて良かった。肝心の新しいカメラのjpgはともかくRAW現像が不可能になるところだった。さらに850は1ファイルのデータ量も810より大きくなっている。だからレタッチもせず変換して保存を繰り返すだけで、簡単にPCがフリーズした。RAWをTIFFファイルに変換すると1カット当たり130MB。これは810より1カットごとに30MBも多いのだ。これはもっと余裕のCPUのPC環境をやがて余儀なくされるだろう。現像を始めるとPCの冷却ファンがMAXで回転し続けるくらいの負担だ。おまけにメインメモリカードがXQDになったおかげでそれ自体がCFより高価だし、カードリーダーも5〜6倍の価格。お財布にもつらい。
 写りは感触としては、ノーマルな設定で、あまり手を加えないで済む画像を生み出す、と言う感じか。ボディにはフラッグシップのD5並みにイルミネーターを点すことがてきるので、操作ボタンの表示や位置が夜間はわかりやすい。これまではいちいちLEDライトを当てて再生ボタンとかを確認していたので、花火撮りには便利な機能。

  
   
2017/11/25  FLY AGAIN YSUCHIURA2017

 

   

   

 昨年に続き土浦市の霞ヶ浦総合公園で行われた「FLY AGAIN YSUCHIURA」に行ってきた。数週間前にFacebookの同ページを見ると、オリジナルタオル付きの協賛駐車券販売の情報があったのでネットで買っておいた。
 当日は午前5時半過ぎに車で出発。ナビ任せで7時20分ころ現着。しかし無料で駐車できそうな所はすでに車で一杯だったし、総合公園の駐車場は長い入庫待ちの列が出来ていた。皆さん早いなぁ。もう着いているということは夜中に着いている訳だものね。スタッフにチケットの駐車場は何処か尋ね、そこに向かうとこちらも入庫待ちの列。会場までは徒歩1キロ弱なのでますまずの有料に見合う駐車場。あらかじめ見物場所の確保をしてから車列に並んだ。午前8時に開門して無事車を入れた。
 昨年に続き、素晴らしい快晴の朝だ。これはフライトが楽しみ。もちろんフードエリアでのお食事も楽しみだ。10時40分の室屋義秀氏による最初のエアショーまではたいして待ち時間もない。エアレース2017の年間チャンピオンに輝いた、という評判からか昨年以上に観客が多い気がした。
 今回は室屋氏ソロではなく、ロバート・フライ氏との初の2機によるアクロバット。ソロとはまた違って画角が広く、撮りも難しかった。
 2機で飛んでいるせいかどうか、昨年より遠間の距離で常時飛行したので、客の比較的近くをフライパスするような演技は無かったのが残念。2機で並んで観客前を通過したのも昨年に比べるとけっこう遠かった。
 残念ながらトラブルなのかロバート・フライ機のスモークが伴わず、2機で大きくハートを描く飛行も半分だけになってしまったりしたのはご愛敬か。
 最初のフライトが終わるやいなやフードエリアはどのブースも大行列になった。昨年を経験しているので、最初のフライト前にすでに販売が始まっていた店の中からめぼしい食べ物を買っておいて正解。
 2回目の13時10分からのフライトの前12時45分頃に、プログラムには記載されていないが、零戦里帰りプロジェクトの一環で、6月のエアレース千葉の時と同様に零戦の展示飛行が思いがけず行われて嬉しいサプライズ。2度3度と会場前をゆっくり旋回してくれた。
 撮りの方は終始えびす講の疲れなのか、出荷の疲れなのかどうか腕に力が入らず、長玉の安定度がイマイチ。
 モーターパラグライダーの有料体験飛行は昨年同様だったが、フライボードのデモは今回は無かった。
 2回目のフライトの後は室屋氏のトークショーやサイン会なども行われるが、私はそこで引き上げる。航空写真マニア風の大砲を抱えた面々もだいたい同じように引き上げていた。昨年電車とバスで訪れたが、帰りは路線バスが渋滞に阻まれて土浦駅まで1時間以上かかったのだが、車に乗り込むとスムースに出られて良かった。また次回も見られれば良いけれど。
  
   
2017/11/17  紅葉狩り

 

   

   

 県内長瀞町にある、月の石もみじ公園に紅葉狩りに出掛けた。数日前に紅葉のニュースでやっていたのでこの公園を知った。スマホのMAPでは場所がわかったけど、2014年産で地図更新もしていない私のカーナビには表示されない。どうやらここが「月の石もみじ公園」と呼ばれるようになったのは近年のことらしい。だいたいの到着地点を入力して向かった場所は埼玉の自然博物館のすぐ向かいでなかなか広い。公園の入口の看板も手描きのもので、やはり新しい感じかな。
 紅葉は見頃で、特に深紅のもみじが美しく、小一時間散策と撮影を楽しんだ。9時30分頃の現着だったが、最初がらがらだった有料駐車場はこの間に空き待ちの列が出来るほど次々に客が訪れていた。秩父鉄道の上長瀞駅からも徒歩5分ほどと近い。公園散策は無料。夜には公園内をライトアップもしている。
 紅葉狩りなんて今年はこれが最初で最後だろう。
  
   
2017/11/3  入間航空祭

 2015以来2年ぶりの入間航空祭。昨年は会津若松の花火に行って不参だった。天気は2015に続く快晴だが、空の青さや大気の澄んだ感じは2009年に匹敵するくらいの奇跡の快晴。雲一つなく、そして澄んで綺麗な蒼。10月がほとんど雨模様の台風連発の仕様も無い天気が続いたから、本当に久しぶりの碧空。航空機や熱気球が冴えるのはやはりこうした蒼空だ。
 現着は9時半頃と開門して1時間ほどだが、既に基地内は相当な観客で溢れていた。飲食や物販のテントにはそのテントの数だけ行列が出来ていた。エプロンも最前列は無理にしてもその後方も既に居場所を決めたお客で一杯だった。それから15時近くまで5時間ほど航空機見物と撮影を楽しんだ。
 閉口したのは、持って行ったタブレットとルーターが入間基地に居る間ずっと使えなかったこと。暇つぶしに持って行ったのにまったくアクセスできなかった。原因はこの基地内の端末の多さだろう。昨今の有名な花火大会では、3大キャリアが臨時の中継車を出してスマホや携帯電話の不通対策をしているが、どうやらこの航空祭ではそうしたお手当が無い模様。私のルーターのSIMはいわゆる格安SIMだから、3大キャリアの正規契約スマホに比べるとこうした通信が大混雑している状況では、接続は二の次三の次の扱いなのだろう。
 帰路の西武線車内では不通にこれまでどおりネットに繋がった。


  
   
2017/10/27  カレンダーは本番の印刷へ

 今年もどうにかカレンダーの印刷所入稿が終了。約5ヶ月に及ぶカレンダー業務の序盤終了といったところ。初稿で思うような色が出ず、再校でなんとか取り戻しました。
 今期も一般販売分を「日本の花火」でも例年通り購入申し込みを受け付けていますが、メールやfbのメッセージでも送付先住所、氏名、冊数などお知らせいただければ申し込み受け付けます(出荷は12月なので事前予約です)。代金は後払いです。仕様など詳しくはメール又はメッセージでお問い合わせいただくか、あるいは「日本の花火」の 販売ページ をご覧下さい。


  
   
2017/10  知らないうちに値上げ

 カレンダーを送るための送料だが、4冊くらいまでの注文の時に利用する「ゆうメール」の料金が変わっていた。カレンダーのような長尺物に不利な規約が新たに設けられていて、長辺で34センチメートルを超えると規格外となって、簡単に言うと重さごとに一律100円の値上げとなっている。規格内でも2キログラムを超えると取り扱い不可の規約が設けられた(サイズが規格内でも自動的に重さで規格外扱い)。要するに重くて長いと一律規格外で100円値上げとなる仕組み。一番ポピュラーなA2版カレンダーではどうしても長辺が40センチメートルを超えてしまう。ここらをねらい撃ちした新規約かと訝る。従来は重さ毎に価格が変わるのはそのままだが、長さや、幅などサイズでの色分けは無かったわけで(送れる最大寸だけ決まっていた)。しかもゆうパックのような荷物の3辺の長さの合計ではないから逃れようがない。
 申し訳ないが値上げ分はお客様負担になってまう。やはり値上げされたゆうパックで2冊くらいを送るより半額近くと安いけれど、知らないうちに値上げして、規約まで手を加えている、と言う感じなのがなんだかなぁ。こういうのは、実際にゆうメールで出してみるか、郵便局に聞きに行くか、ホームページなどで随時チェックするなど、「自ら知ろうと調べないと」わからない風になっている。郵便局に行っても料金改定のポスターなんかがあったわけではない。


  
   
2017/9/26,7  METALBAND in SSA祭り

 

   

   

 花火以外では私の今年待望のライヴイベントのひとつ。地元埼玉でありながら、SSA(埼玉スーパーアリーナ)に行くのは初めて。いつもいつも脇を電車で通りかかるのだが、ご用がなかった。
 今年お目当てのバンドは国内でのライヴがほとんどなく、アルバムの発表すらなかった。7月に何度か小さな箱でスタンディングのライヴをやったが、この時のチケットは抽選でことごとく外れて観に行けなかった。しかしその後、 埼玉と大阪のより大きな会場でのライヴが発表され、今度は埼玉での2日間公演の両方が当選した。生で観るのは昨年の東京ドーム以来一年ぶりだ。今年は間に夏の野外フェス出演もあったが、花火観覧との日にちの兼ね合いで涙を飲んだ。
 昨年のドーム以来国内でのライヴパフォーマンスがほとんど無かったからメイトの飢餓感は半端無い。初日はSSA前のけやき広場には昼過ぎには多くのメイトが集まり、そして物販の行列も凄かった。しかし行列が長かったのは11時から14時くらいの間で、この間で待ち時間90分ほど、それを過ぎると2〜30分で購入までたどり着けたようだ。そうした買い物をすませたメイト達は開場までの時間、お食事や飲み会で潰すが、近くのロイホがメイトの象徴である黒Tシャツの客で埋め尽くされていたのは異様な光景(笑)だった。フアンの年齢層が高いためか、ビールを囲む客が多かった。店員も何かのライブのたびに同様な統一されたスタイルのファンの客で埋まるのだろうから馴れた対応だった。
 私もスタンディング(初日)と指定座席との両方で満喫した(座席と言っても公演が始まれば結局終始スタンディングなのだが)。初日のピットはステージに一番近い区画だったので、肉眼でアーチストが見える距離感で良かった。ライブも半ばになると、年齢層高めのメイトの中からはへたりこんで、スタッフに救護される者や、ふらふらになってモッシュピットから脱出する者も出たりした。私はというと、意外と給水無しでもぜんぜん平気。山ヤであったことや40年も野外ライブである花火をこなしているうちに、そこそこのスタミナは備えていたと言うことか。圧縮やそれによる熱気も、夏山の樹林帯や花火終了後の最寄り駅構内の熱気の方が確実に気が遠くなれるレベルだもの。冷房の効いたホールで空身なんて良すぎる環境だわ。
  
   
2017/9  某県某所で伝統花火観覧

 毎年行ける訳ではないが、今年で4回目の観覧だ。そして現地に着いてみると会場が「三脚使用禁止」にされていて面食らった。早々に関係者から指差されて禁止だと言われ、撮影内容からそれでは撮れない、とそのまま帰ろうかと思ったくらいだ。2015と2016は行けなかったが、この中2年、2回のうちに、なんらか客と写真愛好家または主催者との間でトラブルでもあったのどうか。禁止と言われては自分だけ横車を押す訳にも行かず、手持ちとストロボで撮ることにした。訪れている他の観客はほとんどがスマホで動画を録っている、とそういう時代でもある。
 私もコンデジ手持ちで動画を録ってみたが、満員の客の中で万歳しながら録ったにもかかわらずほとんど気になる手ぶれがない。その手ぶれ補正機能の優秀さに驚いた。これなら人混みの中で迷惑を気にしながら三脚を立ててスチルで録るのもばからしくなる。そして行われる煙火や神楽舞など、すべて動画向きの行事でもある。
 19時過ぎから22時過ぎまで行事を楽しんで帰路についた。

  
   
2017/9/21  棚田再び

 

   

   

 6月末に秩父市横瀬町の寺坂棚田で行われた「ホタルかがり火まつり」行った。この祭りのチラシは9月24日に行われる同じ場所での「彼岸花まつり」が裏表で一緒に掲載されていたので、かがり火まつりの時から、この棚田の畦に彼岸花が咲き誇るその時期に再び訪れるのを楽しみにしていた。
 今年は夏の天候の影響かどうか、9月10日を過ぎると東京都内でも彼岸花がすでに咲いているのを見つけて驚いた。ようするに例年よりずっと早く咲き始めたのだ。これではより気温の低い秩父地方ではもっと早いのでは?と棚田のHPで開花状況を見ると、白い彼岸花はなんと8月下旬には棚田の畦を埋め尽くし、9月中旬ですでに赤い彼岸花は真っ盛りだった。私の住処の近くでも「曼珠沙華まつり」が中旬より行われたが花の咲き進みが例年より早かったようだ。
 そもそも自然の花の開花のピークが祭り開催日に合致するのは難しいものの、例年ならこの日取りでちょうど見頃だったはず。これでは棚田では24日の祭りまで見頃が持たないと少し早く出かけたわけだが、現地では若干ピークを過ぎていた。彼岸花がきれいな色を保っているのはせいぜい2〜3日。枯れずに色が盛りそうなところを選んで秋晴れのもとで小一時間撮影に暮れた。写真愛好家も多く訪れていて、どこかのツアーと思しき一行もぞくぞくと訪れていた。
 棚田では稲の刈り入れの真っ最中で、刈り入れた稲が稲架木(はさぎ)で干されている光景も山郷の秋という感じでフォトジェニック。かがり火まつりの時はちょうど田植えが終わった頃で、それらが収穫のときにまた見に来られたのは嬉しい。ちょうど祭り前日夜の天気予報番組をこの棚田から中継していた。真っ暗な棚田で彼岸花の様子を伝えてもなぁ、とどうして夜にやっていたのか不思議。
  
   
2017/9/3  土師祭初観覧

千貫神輿

宮出し

宮出し。神社参道をゆっくり出ます。
    

午後の部、神輿渡御

夜の部、神輿渡御

らき☆すた神輿

 地元鷲宮神社を拠点とした秋の祭り、「土師祭(はじさい)」に初めて観覧。この鷲宮の地に引っ越してきてから20年も経つというのに一度も見たことが無かった。毎年8月下旬になると最寄り駅のロータリーなどに、「千貫神輿」と大きく描かれた幟が何本も建つので、祭りの開催は知るのだが出かけたことがなかった。
 祭りは、その通称「千貫神輿(せんがんみこし)」と呼ばれる、埼玉県内では最大級の神輿を担いで練り歩くのが主体だ。神輿の実重量は約3トンで、これを担ぐために関東一円から神輿を担ぐ団体や、同じような神社関連のやはり神輿を担ぐ約150の団体から1,500人余りが鷲宮神社に集結する。一度に200人近くの担ぎ手に加えて交代の人員を含めると300人以上が必要なためだ。そのため各団体のとりどりの半被を纏った担ぎ手によって渡御が行われる。神輿渡御は午後と夜の2度行われ、それぞれ約3時間(途中休憩有り)をかけて神社参道とそこに続く門前商店街を練り歩く。
 また鷲宮町は一部のファンにとってはいわゆる「聖地」であり、その有志による企画で、2008年(平成20年)に漫画『らき☆すた』のキャラクターを使用した「らき☆すた神輿」が登場した。この2017年で10回目の渡御となったがが今年も盛大に行われた(夜の部のみ)。アニメ声優の聖地降臨など、そっち関連のイベントも多く、コスプレ大会なども行われていたので午前中から終日ファンで賑わっていた。
 撮影は35ミリ1眼デジタル1台のみ。夜の部は感度を上げて定常光で撮れるかと思ったが無理ゲー。祭り撮影で、ストロボで動きを止めてしまうのは嫌いなのだが内蔵ストロボのみ使った。ストロボで飛び過ぎないようにマイナス補正を入れてあとはカメラ任せ。担ぎ手も入れると視点を高くしたかったが、脚立も立てる余地が無いほどで、特に狭い道の両脇に露天商が並び、その中央を神輿が通るという部分では立ち見する余地も無いほど。撮影は両手を上げてのノーファインダー撮りが主だったがこういうのも久しぶりに楽しかった。
  
   
2017/7/21〜23  27年ぶりの広島行

本場の広島焼き

原爆ドーム

平和記念公園

 1990年に宮島水中花火大会を観て以来の広島行だ。宮島の時はまさにホテルと花火会場の往復のみ。といった旅程で、広島観光どころか牡蠣もお好み焼きも、まして原爆からみの施設訪問も。まったく無しの花火だけ。それから広島市の花火には一度も来ていない。
 片道、電車や新幹線に乗っている時間だけで5時間と遠い。そして旅費も相当かかるのでどうしようかと悩んで結局出かける。場所取りやらなにやらで前日泊と一泊増えてしまったのも痛い出費だが、土曜に比べると金曜はずいぶん安く泊まれたので良かった。
 花火の前夜祭として止まったホテルの1階にある飲み屋で広島焼きも地元で初めて食べた。とくに有名店とかいうわけじゃないが、おすすめの豚玉焼きはとても美味しかった。
 今回、帰路に付く前にどうしても足を運びたかったのが「平和記念公園」。原爆ドームともども日本人として一度は来訪して祈りたかった。平和記念公園までは広島電鉄という路面電車で20分ほど。
 観覧場所から駅前のホテルに戻る頃、ちょうど駅近の マツダスタジアムで、カープ戦が終わった時間だったものだから、駅周辺はカープファンでごった返していた。花火開催日にそれよりも野球なのだから、花火会場は数万人は客が少なかったことになる
  
   
2017/7/9  東京競馬場の花火を配した・・

 夏の身体慣らしの観覧と撮影、7月に入って最初の撮影装備でのお出かけ。暑さと機材運搬、待ち時間に自身が耐えられるかどうか?のテスト。ところが往きは電車の冷房で冷えて繰り返しお腹を壊したりとさんざんな午後・・・w。暑いシーズンのまだ入口なんだよなぁ・・。
 昨年ストリートビューでロケハンは済んでいたけど結局場内で観覧したので使わなかったポイントで実行。競馬場的要素が何もないので、そこの花火大会の写真と言って良いのかどうか。府中街道沿いでいい感じの完璧構図で待機していたのだけれど、開始早々続々とやって来た縦列路駐の花火見物車両(ワンボックス含む)に視界を塞がれ、しかも目の前のはハイアイポイントででハザードがチカチカ・・・でそこを捨ててロケハンしておいた妥協の第2候補地に移動。そこはベスポジじゃなくてイマイチ。しかし往きに体力を消耗してそれ以上足を駆使しての広範なロケハンは出来なかったので仕方ない。
 花火は終盤の、というかもう終わる間際の3D立体サークル掃射が素晴らしかった。最初の場所ならもっと根本から見えたのに残念。
 終わってから次回の撮影ポイントを思いついたのでマァいいか。ストリートビューで行けない場所に美味しい場所があるという、のは各地で経験したこと。

  
   
2017/6/30  埼玉にある棚田

 

ひときわ明るいのは三菱マテリアルの秩父工場です。

棚田の一角から武甲山

 秩父・横瀬町、寺坂棚田で開催された「ホタルかがり火まつり」に行ってきました。facebookで知り合いがイベント情報をシェアしていたので知った次第。恥ずかしながらイベントよりもそもそも住処の県内に棚田があることを知りませんでした。棚田というと北陸の方とか九州とか有名なそれは遥か彼方にあると思っていました。
 田植えされた稲が3〜50センチほどに伸びた頃を見計らってのイベントのようで、稲の緑とあぜ道の緑が目にまぶしいような光景でした。この日は14時過ぎまで雨。夕方になってようやく陽が射して、わずかな時間に棚田や武甲山を照らし出した瞬間に明るいうちの撮影をしました。
 棚田のあちこちに小さなかがり火が立てられ、または吊るされており、スタッフが17時すぎからひとつずつ点火して回ります。暗くなると温かい灯火で溢れます。棚田のあぜ道は農家の人以外通ることができませんで、指定された遊歩道を散策しますが、暗くなると懐中電灯無しではかがり火の明かりだけでは歩けない暗さ。日が長い季節なので撮影できるほどまであたりが暗くなるのは日没して1時間近くたった頃。この日は19時40分くらいから20時くらいまでが勝負でした。イベントは21時まででかがり火が消えることはありませんが、暗くなり過ぎると写るのはかがり火の明かりだけで、棚田のディテールや正面に聳える秩父の象徴武甲山の形とかが露光されなくなっていきます。
 蛍が飛ぶ様子は見られませんでしたが、素敵なイベントに和みました。現地の人にもらったパンフレットには同じ場所で秋に開催される、「彼岸花まつり」の案内も載っており、それも楽しみになりました。
 このイベントに来たことで、秩父夜祭りの時の新たな撮影ポイントをいくつか見いだせたので、今年はどこで撮ろうか悩みそうです。
  
   
2017/6/17  菖蒲園ふたたび

 

 

 

 市の公式HPで見頃を迎えていると報じられていたので、久喜市菖蒲地区にある菖蒲城趾あやめ園に花菖蒲を見に行く。合併して市内とはなったけれど、自宅から車で30分はかかる。午前9時台に現着するとすでに多くのお客が散策していた。おりしも「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」が開催されている最中だ。昨年来た時も同じだったけれどこのところ梅雨らしからぬ真夏のような強烈な陽射しの日が続いている。そのせいで花菖蒲は見頃ではあるけれど、どの株も繊細な花びらが萎れ気味。ところどころ散水しているのだが追いつかない感じだ。それでも陽射しに焦がされながらしばらく撮影を楽しんだ。
 イベント会場の近くのラベンダー園の方も行ってはみたがさすがに早すぎて、開花もちらほらで香りも放っていなかった。見頃は少なくとも今月下旬以降だろう。
 同日の晩にテレビ東京「アド街ック天国」で久喜市が取り上げられ、この菖蒲園やラベンダー畑が紹介されたのでしばらく混雑するのではと思う。
  
   
2017/6/3,4  Red Bull AIR RACE 2017

室屋義秀選手の31番機

零戦飛行展示

ダグラスDC-3飛行展示

 花火以外の大きなイベントのひとつ。2015年の日本初開催、初観戦以来二度目の観戦だ。昨年はチケット価格が上昇して見送った。今年は元の価格に戻ったこともあり早々に前売りを買っておいた。前回の現デラックスシートではなくて、カメラマン席。1万円くらい安いのと早割でさらに割引き価格。
 今回は予選、本選とも好天に恵まれた。エアレース本体はもちろんのことだが、他にもエア関連のサイドアクトとして、「ゼロ戦里帰りプロジェクト」によるゼロ戦展示飛行。「DC-3世界一周プロジェクト、ブライトリング DC-3 ワールドツアー」からダグラスDC-3の展示飛行、エアロバティック展示、パラグライダーの飛行などを2日間に渡って楽しんだ。
 カメラマン席はただの区切られた砂浜で、初日はそうとは知らずにカートで行って砂浜移動に難儀したので2日目は新調したカメラザック。機材を抱えて背負っての砂浜歩行は疲れた。しかもトイレも売店も全て砂浜エリアの外だからいちいちかなり歩いて砂浜から出なければならない。
 両日とも午前中はフライト関連はほぼ予定が組まれていないので、2015の時のようにゲートオープン前から並んで、ということはせずに、午を過ぎてからの現着。当然ながらカメラマンエリアの砂浜の最前列海側や後方の少し小高くなって視点の高いエリアはとっくに先客によって売り切れ済みだったが、空を飛ぶ物を撮るのにさして影響はなかった。そんなことより、午後の間はずっとトップライトから逆光という写真には苛酷な光線条件はあいかわらずだ。肉眼でも逆光で機体が真っ黒に見えるのだから、せっかくのエアレース出場機体のカラフルなカラーリングや模様が写りにくい。重い望遠レンズを振り回すため、この日に備えてトレーニングしてきたおかげで撮影は快適だったが、さすがに2日目は腕がダルかった。カメラマン席では1脚や3脚が使用できるが、そういうのにくくりつけてしまうと動きの速い航空機は私としては撮りずらいから持って行かなかった。
 出口や最寄り駅までが混雑するので両日とも最期まで見ないで早めに引き上げた。近隣住民にご協力のお願い、と早くから広報しているのは開催期間中、やはりテストフライトを含めてかなりのエンジン音が響きわたるためで、会場を後にしても音だけは広範囲に聞こえていた。さすがに機体そのものは30メートル足らずのパイロンをすり抜けるレースで飛行高度が低いため、会場の外からは分厚い防風林の向こうで見えない。コース一部でのバーティカルマニューバー(垂直ターン)の時に高度が200メートル余に達するので外から見えるのはこの時くらい。もちろん高層のマンションにお住まいの方々は全てが良く見えると思う。
  
   
2017/6/2  天空を彩るポピー再び

 

  

  

 昨年素晴らしい光景を見せてくれた、秩父の皆野町、東秩父村の秩父高原牧場一角で開催されている「天空を彩るポピーまつり」に今年も行くことが出来た。今回は朝一番じゃなく現着が10時頃。平日ということと、公式を通して、「今年は見劣りがします」という広報が効いていたのか、昨年ほどは混んでいなかった。
 今年のポピー祭りは生育状況が思わしくなく、例年の四割ほどの面積でしか花畑の公開ができないことになった。埼玉県秩父高原牧場の公式によると、昨年(2016年)種まき後、11月の積雪(霜柱)と本年1〜3月の雨不足の影響で、例年に比べ非常に遅く、下側斜面の発育は特に悪い状況とのこと。とくに雨不足は過去10年間でもっとも少ない量だったようだ。
 日々の開花状況を見ても。昨年既に満開だった5月中旬を過ぎても開花したポピーで色づいてくる気配はなく、そこそこ客を呼べるようになるのは下旬から6月初めの頃と、半月ほどもずれ込む予想。5月下旬から毎日開花の様子を見ていてこの日で出かけた。満開状態なのはやはり上側の斜面で、下側もそこそこ開花が拡がっていたので全体としては例年の半分くらいの咲きだろう。それでも雲がゆっくり流れゆく好天に恵まれて小一時間撮影と散策を楽しんだ。雲が刻一刻と様相を変えるので、一日中居ても撮り飽きない日だったかも知れない。生育が遅れたために6月初めの見頃となり、3日4日の土日も見頃が続き、多くの観光客が訪れることだろう。
 オレンジ、ピンク、白と4色のポピーが咲くが、今年は赤系がかなり多かったように思う。青空とのコントラストも抜群で、この地に立って眺めているとまるで北海道の夏のような気分になる。
  
   
2017/5/19  9年ぶりの下田港

 

  

  

 実に9年ぶりに、下田黒船祭海上花火大会を観に下田港に行くことができた。私の家からはやはり遠く、車で往復500キロ近かった。天候は一日中すこぶる良くて、下田港内の海の色も綺麗だった。岸壁には本年初来航という海上自衛隊の掃海艇が接岸しており、一般公開で客を乗せるためかその準備の真っ最中。海自の船というと花火の時間帯に沖合に停泊してその電飾だけを見ていた記憶しかないが、あらためて間近に見られて良かった。例の「ハイスクールフリート」の影響じゃないが、アニメで一気に海自の船舶が身近になった気分。目映い制服に身を包んだ乗員がそれぞれの持ち場できびきび動く姿が実に格好良かった。掃海艇はそれほど大きな船じゃないけれど、自衛艦の雰囲気はそのものに感じられた。
  
   
2017/5/5  GWの行楽

 

  

  

 GWは世間並みに、一番混雑が激しいであろう子供の日に行楽に出かけた。家族の休暇の一致とかそういう条件があってこの日になった。
 行き先は、茨城県の大洗町で海鮮もののお食事をしてから、北上して国営ひたち海浜公園というルート。またはこの逆ルート。午前7時に車を出すも混雑する高速道を避けたので一般バイパス道は空いていて順調。北関東道に入り、唯一の休憩ポイントである笠間ICで早くも混雑の洗礼。ここで駐車待ち行列になっているのは初めての経験だった。
 場内にはひたちなか市と書かれた上っ張りを着た職員?が、行楽客に迂回ルートのチラシを配りながら説明に追われていた。すでに海浜公園は西、南という広大な正規駐車場が午前8時には満車。臨時駐車場に入れている状態という。そうなると最寄りのひたちなかICで降りても駐車場入庫待ちの長い渋滞にはまることになる。入庫まで2時間以上はかかるだろう。それで迂回ルートの説明だ。ここでそれを聴いてチラシを受け取っていたことがこの日の予定を全てスムースにしてくれた。
 先に海浜公園を散策してから食事、というプランは止めにして食事を優先した。そうなるとひとつ手前の水戸・大洗ICで降りる。しかしそこも大洗町中心部に向かうルートはもう大渋滞だった。3月に使った迂回ルートを通ってスムースに大洗漁港に突っ込む。
 漁港駐車場も釣り客を含めてもうすでに満車に近かった。漁港近くの飲食店を家族で物色し、結局「かぁちゃんの店」をチョイスして行列に加わる。開店30分前だったが行列は長く、食べるまで開店からさらに40分くらいかかった。午に向かって並んでいる間にもどんどん車がやってくる。
 海無し県人としては贅沢な海鮮ものと、市場でのお買い物をしてさらにめんたいパークを見学、おみやげを買い込んで漁港を後にする。笠間SAでもらったチラシによると、大洗北部の阿字ヶ浦海水浴場駐車場から、ひたち臨海公園海浜口ゲートまでシャトルバス(無料)が出ているという。この日唯一渋滞に巻き込まれたのは、大洗漁港を出てからしばらくの間。北側の那珂湊漁港や大洗海岸付近が大変な混雑だった。まだ遊泳時期でもないのに大洗海岸は空きの駐車場所が見あたらない混雑になっていた。
 阿字ヶ浦海水浴場でシャトル乗り場は直ぐにわかり、バスを何台も待つこともなく5分ほどの乗車で海浜口から入場できた。正面の西ゲートに比べると空いている。しかし海浜口の駐車場のキャパが少ないせいか海際の国道6号沿いは果てしなく路上駐車の列が続いていた。実はネモフィラが咲き誇るみはらしの丘までは、海浜口から入るのが一番近い。朝早くで出てきたせいでまだ昼過ぎの時間帯。
 ひたち臨海公園のみはらしの丘一面に植栽されたネモフィラの群落は、関東のこの時期の絶景ポイントとしてテレビや雑誌でさんざん取り上げられたせいか、そこは過去に経験したことのないほどの大混雑だった。丘に登る順路には数珠繋ぎのぎっしりの人の列。しかし快晴のこの日は蒼いネモフィラが碧空に融け込んでいくような素晴らしい光景だった。陽射しは強烈だったが海から渡る風が終始心地よく丘を吹き抜けていた。
 帰りは阿字ヶ浦からはひたちなかIC入口が直ぐなので、そこからすんなり北関東道に入れた。海水浴場までのシャトルが16時までなせいもあるが、もちろん閉園の17時を過ぎると一斉に出庫するからその前の脱出なのは言うまでもない。
  
   
2017/4/30  角館の桜散策

定番のアングルですね。

左の写真の背後。こちらを撮る人は少ない。

親子丼と稲庭うどん、いぶりがっこ

 大曲の花火〜春の章〜の帰り道、秋田駅を5時55分発の奥羽線の始発で経ち、大曲駅から田沢湖線に乗り換え角館駅に初めて降り立つ。列車ではこれ以上早く駅に着く便はないのだが、やはり桜の好機。そこそこの客が降りた。ほぼ雨だった昨日とはうってかわって快晴の好天。
 駅前のコインロッカーに撮影機材や三脚をデポしてカメラ1台だけもって出かける。早朝を目指したのはロッカーが確保できないと機材や三脚を持ち歩かなければならないからだ。後で駅に戻るとロッカーの持ち主が現れて荷物を出すのを待っている観光客がたくさん居たくらいだ。隣接して手荷物預かり所もあるのだが、こちらは早朝は営業してなかった。
 東京都内にも貼られるポスターの写真だけで知っていた有名な武家屋敷通りは徒歩20分程度。先週が見頃だったという界隈に最も多く在るしだれ桜は盛りを過ぎてしまっていたが、東北の小京都の風情はとても良かった。しかし新幹線は駅に着かない時間でも観光バスやマイカーで集まるらしく、散策している間にも通りにどんどん観光客が増えてくる感じだった。
 武家屋敷通りに隣接するかたちの桧木内川の桜並木は全てがソメイヨシノでこちらはほぼ満開の見頃だった。場所的に次はいつ観られるか、ということもあって時間をかけて観て撮った。天候にも恵まれて満開の桜が目映く素晴らしい時間を過ごした。雨に見舞われた昨日と比べると気温も高くて快適だった。
 ゆっくりひととおり観ても9時過ぎくらいで、さすがにその時間ではほとんど飲食店が営業してなかったが、一軒だけやっている所をみつけて、比内地鶏の親子丼や稲庭うどんというこの地の名物を朝昼兼用でいただくことができた。
 約3時間半の散策と食事のち土産などを買って11時近くの新幹線で帰路に。
  
   
2017/4/27  ライブ鑑賞

  

主役が真っ白に飛んでますww

寄ればボケボケ

 2017のマイプチイベントのひとつ、仕事帰りに日本武道館ライブ鑑賞。この時期はポールマッカートニーの来日公演もあるしなんか豪華な春だ。花火の方では国際シンポジウムの真っ最中だけどもともとシンポジウムは終盤の2日しか行けないので秋田に向かう前夜にライブ。
 SANTANA LIVE IN JAPAN。高校生くらいの頃からずっとフアンで、何度も来日公演ライブを観にいったけどこれで見納めかな。アリーナが10万円というポールの公演に比べれば1/8くらいのリーズナブルなチケットだった。
 武道館には本来の武道じゃなくてコンサートで何度も足を運んだけれど、サイズ的にはアーチストとの距離感とかやはりここは良い感じだ。東京ドームに比べると音響は遙かに良くて楽しめた。演奏は2時間10分ほど。私と同じように古くからのフアンが多いようで、観客の年齢層は高め。
 時代を反映してか、驚いたのは開始前に場内を巡回するスタッフが持っていたプラカードを読むと、携帯やスマートフォンのカメラ“以外”での撮影禁止。の一文。つまり一眼レフデジタルカメラなんか使わなければ撮影は自由ときたもんだ。最近では海外のライブなどでは客が平気でスマホでスチルも動画も撮影し、それをネットにアップするなんて茶飯事だけど日本でもいいのか。さすがに動画は録るな、と付け加えられていたが演奏が始まってしまえばそこら中で動画を録りまくっていたぞ。そういうことなら、と私も小さいタブレットで撮ってはみたが、ライトを浴びているアーチストなんか露出的に吹っ飛んでしまって鑑賞した証拠にはなるけどとてもコンサート写真とは言えない代物。つまりアリーナのかぶりつきならともかく、離れたお席ではどうせスマホのカメラくらいでは「まともな写真なんか撮れやしない」からご自由に、なのだ。
 この時期、日本武道館は日替わりでライブをやっている。アーチストも毎日違うから、夜は突貫工事で舞台を撤収して次の舞台や音響を組み直すわけで凄いことだなぁ。
  
   
2017/4/7  桜春到来

  

  


 桜の咲き始めの頃に冷たい日々が続いたせいか、感触として例年より1週間くらい開花の進み方が遅い気がする。
 自宅近くで、標本木としている辺りで一番気が早く咲いて、急ぎ足に散ってしまう桜の木があるが、これがなかなか咲き進まない。東京都内で4月1日に満開前言が出たが衛プレ留フールかと思うくらい、実際は開花が遅れている。
 東京の開花宣言、満開宣言というのも、靖国神社にあるソメイヨシノの標本木で、一輪でもほころびたら開花宣言。全体の7割が咲いたら満開宣言と決まっているらしい。だからもとより蕾が全開している訳ではない。
 各地の桜まつりが、ちょうど見頃や満開の時に開催期間が合致するのは難しいのだろうけれど、今年は予定開催期間より桜の方が遅めと見た。特に花火打ち上げ日は開催期間中のただの一日、ということがほとんどで、これがうまいこと満開とからむのは難しい。花火は開花の進みに関係なく予定日に打ち上げてしまうことが多く、少なくとも近郊の桜まつりの花火は今年はうまく満開の桜に足並みがそろっていないみたいだ。
 2年続けて満開の桜と花火の競演を楽しめた辰ノ口桜まつり常陸大宮市だが、今年は全国的に桜前線が足踏みしていたせいか、開花が5日から一週間遅れ気味。そのせいで桜並木の開花が揃わず今年は見送り。昨年の観覧記にも書いたけれど、「満開の桜と花火打ち上げ日が合致する機会はそう多くあるわけではない」というのを今年は実感している。
 4月に入っても気温の低めの日が続き、桜は開花からけっこう長持ちしそうなのが良いことだ。そして4月7日。午後から青空が広がり気温も上昇。1週ほど遅れて自宅周りではほぼ満開を迎えた。ケヤキの新緑も芽吹き春の恵みに感謝。

  
   
2017/3/20  PC修理後日談

 結局、メインPCは、「2度も」修理に出すことになった。1度目修理を受け取り、下に書いたように11日に一日がかりで再インストールをした。そしてそれから僅か4日にして、元通りに「故障」してしまったのだ。起動さえも不可能という最初に修理に出した時とまったく同じ症状だった。何のためにHDDの初期化までしたのか。
 再修理を出すアップルストアGenius Barでは、「本体が新規に買えるほど高い修理代を取っているのだから、初期化なんていう素人でも出来る処置だけでなく、プロフェッショナルな修理技を見せてほしい」と言った。
 そして出した翌日に修理品を発送という早業であっという間に戻ってきた。PCが問題なく動作しているかは起ち上げて、しばらくの動きでなんとなくわかる。今回は1度目の時のような画面の僅かな揺らぎもなく安定していた。それで再修理の作業内容リポートを初めて読んでみると、初期化だけしかしなかった1回目と違って、初期化に加えてロジックボード(Macでは、マザーボードをこう呼ぶ)の故障が見つかり全取り替えをしていた。うはぁマザボ交換ですか。1回目にそれがされていたら修理代金にマザボ代金上乗せだったなぁ。90日以内の再修理は「無償」扱いなので結果オーライなのかしら。
 ちなみにロジックボードがどこか破損すると、電源が入らない。ファンの制御が効かなくなり暴走。特定の操作を行なった時に動作が止まる。画面に何も映らない。画面の表示がおかしくなるなどといった症状になる。まさにこれらほぼ全部入りの症状だった。
  
   
2016/3/19  聖地大洗町は今年も盛況なり

ステージ前は静かな熱気

ガルパンテント村の会場待ちの行列100メートル以上

劇場版新キャラ継続高校の
ミカさん(女)のコスプレさん(男)。
フィンランドの民族楽器(カンテレ)
までスカートでない以外完璧です。
楽器は6万円くらいです。

 2015年末の「ガールズ&パンツァー」劇場版公開は劇場によっては1年近くのロングランになった。そして今2017年末、さらなる劇場版新作の公開が待たれている。聖地大洗町は新作の公開イヤーとして、ますますヒートアップしていた。
 大洗春まつり海楽フェスタは、まるでガルパンの専用イベントであるかのように、アニメフアン、ミリタリーフアンが集結していた。遠方からで前日から泊まりで大洗入りしたであろうフアン達。10時スタートのイベントステージ前には午前7時代にして多くのフアンが座り込んで開始を待っていた。最前列に陣取るフアンはいったい何時から居るのだろう。人が大勢居れば食べ物が要る。フードエリアは早朝から調理に販売にフル回転で、多くの客が朝飯を頬張っていた。
 関連グッズをもらさず買い求めるフアンは、別の場所で、まだ準備中の物販テント村脇に長蛇の待機列を作っていた。品物によっては早期に売り切れてしまうので確実確保にはやむを得ない。とはいえ列の先頭が入場するまで私が通りかかった時点で90分待ち。
 花火終了後の辺り一帯は静けさに包まれて日中の喧噪は跡形もなくなっていた。

  
   
2017/3/12  行列の世代差に気が付いてしまう

 12日は住処の団地内での駐車場の抽選日だった。外れると駐められないわけじゃなく、その位置の抽選だ。誰もが自分家の前に駐めたいところだがそうはいかない。それで公平に割り当てるために年に一度再割り当ての機会があるのだ。
 抽選結果はともかく、手順としてはまず住んでいる区域毎に受付をしてそれから一人ずつ抽選機を回す(いわゆるガラガラポンのやつ--正式名は新井式回転抽選器と言うらしい。俗に福引器などとも呼ばれる)。そこから出てきた玉(抽選球あるいは抽選玉という)に番号が書かれていて、その番号順に「自分の好きな場所を選んでいく」というやりかた。しかし車を持つ全世帯が一台の抽選機を回すのだからそう短時間に終わらない。しかも昨年までと微妙にやり方を変えたせいで抽選会場の管理棟の外には長い行列ができた。並ぶだけで3〜40分かかるので、次第に並んでいる住人の雰囲気が険悪になっていった。待たされてイライラなのだ。世話する役員にくってかかり、怒鳴りつける住人もいる。そこで私は気が付いてしまった。長い行列を成す住人のほとんど全てがスマホを手にしていないことに。手にしているのは申し込みの用紙だけ。
 昨今は例えば電車の人身事故などで長時間車内で待たされる時も、車内が険悪なピリピリムードになることが少ない。むしろ穏やかだ。その要因はスマホ。復旧に1時間掛かろうともスマホという格好の「暇つぶしグッズ」があるからなのだ。むしろ1時間心おきなく存分に好きなスマホをいじる時間が与えられたわけで険悪になるわけない。駐車行列は「まさか時間がかかるとは思わなかったから」スマホを持ってこなかった、という人もいるだろう。しかし若い息子の世代に聞けば「5分間でも家を出るときは必ずスマホだけは持って行く」らしい。気が付いてしまったのは、スマホを持たないだけでなく、駐車場行列に並んでいる住人の世代だ。築年数を反映してそのほとんどがシニアでシルバーな世代。これが若者が並ぶラーメン屋やファッション系のショップのバーゲンの行列なら全員がスマホをいじりながら穏やかに待ち続けるのだろう。常時携行のスマホを持って来ない、それだけでもうそれが常で無かった世代なのだ。かくいう私もスマホ自体所有してないから当然書類だけ。しかし周りがピリピリの中で面白いことに気が付いてしまって満足だった。皆さん来年は「暇つぶしグッズを忘れないようにしましょう」。
  
   
2017/3/11  PCの復旧に全日を費やす

 Macが退院したのはいいけれど、修理リポートによれば、「最大限努力したけれど、HDDを初期化せざるを得なかった。初期化したら元通りに」ということ。そしてまるで新品で買ったときの状態で戻ってきた。そりゃより性能の高い新品に取り替えたなら真っ新の初期状態から自分のカラーに染めていくのも楽しいものだが、そうじゃない。起動するとMacOSでは、「お使いの所在国」と「言語」を指定する。「・・・・そこからかよ・・」と萎える。起動HDDの初期化は、修理のいわば「最期の手段」にしてもっとも簡単確実な方法だ。つまり初期化で直すなら自分でも出来る最も容易な手段。しかし全てのデータが失われるからなるべく採りたくない真っ先に避ける道。しかし「もしかすると初期化」が含まれる誓約書にサインしないと修理品の受け入れをしないからまぁ仕方ない。
 不具合の状況から完全にはバックアップが取れなかった。生成物は全て外付けのHDDなので例えば写真データなどが失われる事はないけれど、起動ディスク内のアプリケーション、メールデータ、パスワードなどの記憶は全滅だ。それを全て再インストールやらなにやらで、9割方元に戻すのにぶっ通しで7時間あまりかかった。
 それでもバックアップが不完全で全ては取り戻せなったものの、アプリケーションはほぼ元に戻った。やれやれ。長年のつきあいで復旧の所要時間が読めるから、最初から一日がかりと覚悟していたが疲れた。その後各アプリの動作を確認して作業終了。
 PCが潰れている2週間余、窓ノートやタブレットでメールくらいは受けられるけど他のネットからみの作業や写真関連の全ての作業ができなかった。
  
   
2017/3/5  PC入院

 銀座のアップルストアへ。銀座に行くのも何年ぶりだろう。なにせ埼玉県の外れに住んでいて銀座でなければ、というご用がない。フイルムで撮っていた時代には京橋や数寄屋橋にあるプロフェッショナルラボに現像出しとその受け取りのために毎週のように通っていたがデジタル全盛の時代にそれも今や絶無。
 目的はこのところ絶不調のMacの持ち込み修理の依頼。依頼ならヨドバシカメラとかのアップル売り場に持ち込んでも同じで便利だが、結局それは代理店の窓口に過ぎず、そこでなんとかしてくれる訳じゃない。受け取った要修理品をアップルに転送するだけだ。近年はPCでも家電の問い合わせでも、そして宅配便の再配達でさえ、電話をすると音声ガイダンスに従って電話を操作して、なかなか人間の担当者に辿りつけないことが多い。電話越しにでも会話をすれば一発で双方が理解できることも、結局最期までしかるべき担当者が電話の向こうに出てくることがないまま終わる場合もある。いつからどうしてこうなったか。応対する時間の節約やクレームや相談窓口の人件費節約もあろうが、なにより、モンスターなユーザーから罵声を浴びることを避けているのかも知れない。
 そこへ行くとアップルストアGenius Barでは、人間のアップルの担当者と直接、具体的に故障状況について説明できると考えたわけだ。
 Genius BarはBarと名が付くだけあって高い止まり木の椅子にバーカウンターとテーブル席。スタッフと対面で相談や診断、あるいは機器の使い方やセッティングなどの説明を受けられる場所。
 Macとのつきあいは長いから自分でなんとかなる不具合は、セルフで修理してきたがそうできないものの区別はつく。今回は後の方だ。  実はGenius Barはこれは2回目だ。わずか7日前に一度診断を受けたが、ハード的には問題なし。自宅でのチェックを含めると3種3様のハードウェアテストプログラムを実行したのだけれど問題なし。そのままお持ち帰りに。ところがお店で普通に起動していたのに自宅ではとうとう起動さえもしなくなって一巻の終わり。OSを読みに行かない状態だからいかなる診断プログラムも受け付けないし、外部HDDのOSからの起動も無理。2回目のストア訪問ではそこでも起動せずそのまま修理センター送りになった。修理見積もりは安くないが買い換えるよりはマシという程度。
 メールやメッセージはタブレットや窓のノートでなんとかなるが、写真のハンドリングやHP、fbの更新は無理。このところいまいち当方のリアクションが優れないのはこういう事情とご容赦を。
  
   
2017/3/1  花火以外のイベント模索

 昨年私的に最大のイベントだった、FUJIROCK FESTIVALだが、今年も21回目の開催が決まった。しかしながら開催日が7月28日から3日間と、7月最終土日の花火大会集中日に重なるので躊躇する。2016年度はこれより一週早い開催だったので行けた。それを考えると昨年行けたことは、一期一会の奇跡の年だったかもしれない。お目当てのアーチストが出るのか出ないのか。出演してもいずれの日にちの何時頃、というのがこの時点ではまったく不明。1月から2月のこの時期に通しチケットを買えば早割ということでかなりお得だ。しかし相変わらずチケット2名分買わないと苗場プリンスの駐車券が買えないのでぼっちで参加するとなると不便だ。出演アーチストにかかわらず、前夜祭を含めて毎夏4日間通しで参加すると決めている人には良いかも知れない。
 そしてもうひとつは、Red Bull Air Race in CHIBA。今年は6月の3、4日開催とスケジュールが発表され、同時に先行チケット販売も開始された。昨2016年は、全ての観戦チケットを大幅値上げという強気運営に出たが、売れ行きは思わしくなかったのだろう。今年は2015年の初日本開催の時の料金に戻してきた。行けるかどうかわからないが、とりあえず割引になる先行早割でチケットを確保しておこうかな。
  
   
2017/2/26  春めいて河津桜

 カメラの撮影テストを兼ねて自宅周りに春の景色を求める。白梅の撮影をしていると遠くの川縁にピンクの花が見えて、「そういう頃か」とさっそく見物に行く。昨年も出かけた近隣の河津桜の並木だが、昨年が2月の最終日、それと比べるともう少し開花が進んでいるようだった。陽光に溢れた春めいた日で、ようやく冬のトンネルを抜けそうな気がした。
  
   
2016/2/24,25  CP+とセミナー受講

  

出展メーカーからのもらいもの

セミナーの様子

 カメラと写真関連用品の一大ショーである、「シーピープラス」に行ってきた。今期はNikonユーザーの私には目玉の新商品があるわけではないが、用品関連でなにか掘り出し物を探すのも楽しい。相変わらず大盛況でカメラ関係のほとんどがスマホに置き換わった現在。デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラは普及が芳しくない。どのメーカーも売り上げ減に苦しんでいる。スマホで撮った写真をプリントもその整理もしない時代だから、用品のかなりの部分を占めていた、アルバムや額(フレーム)、ファイルなどもまったくふるわないわけだ。
 おりしもNikonからは、昨年のCP+で発表したハイクラスのコンデジの発売を断念する発表があったばかり。スマホで何でも済ます時代に高価なコンデジが会社の思うように売れるはずもない。なにせスマホの画面上で綺麗に見えさえすれば良い時代に、センサが大きいとか画質が良いとか、そんなことはどうでもいいのである。いちいちプリントしなくても友達や親戚のスマホに一気に写真を配布できるしスマホの便利さ万能さに他の全ての産業が敗北した格好だ。デジカメだけでなく、ハンディムービーの類もいまいちらしい。これもスマホで手軽に動画が録れるのだから当然か。ドローンで有名なdjiが大手カメラメーカーに負けないほどのブースを構え、デモフライトも見せるケージまで用意していたのには時代を感じた。
 翌日は会場隣の会議センターで行われた、アドビシステムズ主催の上級者向け「PhotoshopとLightroom」のセミナーに参加した。講師はアドビのシニアエバンジェリスト(伝道者の意)で写真家、ジュリアン・コスト氏(女性)。氏のお気に入りのPhotoshopテクニックをご紹介。
 時間は90分間でしたが内容も濃く、同ソフトは25年近く使っているけど毎バージョン新しい機能が加わるものだから本当にこのソフトのごく一部しか触れてないのだなぁと思わせた。こうした勉強に終わりはないですね。全編英語なので同時通訳付きでこれは初体験。全ての座席に通訳受信用のイヤホン機器が備わっていた。講義に使われたPhotoshopも英語版。だからメニューやコマンドなど普段から同ソフトを使っている人でないと、訳がわからないと思う。

  
   
2017/2/22  携帯ストラップは絶滅危惧種

 USBフラッシュメモリを何年かぶりで容量を増やして買い換えたので、それに付けるストラップを買いに行って驚いた。携帯/スマホ関連アクセサリー売り場に見あたらない。店員に聞けば「少しだけならあちらに」ということで、そのコーナーを探し当てると「本当に少しだぁ」!いわゆるガラケーでなく、スマートフォン(以下俗称スマホ)主流になった現在、それを通す穴は開いているのに、スマホにストラップを付けるユーザーは実は少ないことに気が付いた。電車の中を見回してもストラップ付きのスマホはほとんど見かけない。すっぼり専用ケースに入れているか手帳型の扉つきのケースが主流。少ないストラップにしても現在は私が買ったもののように指を通す短いリング型が多く、以前のような形やちょっとしたマスコットの付いたストラップはほとんど数が少ない。リング型はスマホを片手で操作するときに誤って落とさないように、持つ側の小指とかに通して滑り落ちた時のフェイルセーフにするのが目的。長さも短い。
 スマホ持ちではないからアクセサリーを物色する機会も無いのだが、時代の趨勢かかつて売り場のかなりのスペースを占めていたストラップは今や絶滅の様相であった。
  
   
2017/2/17  申告の季節

 今年もこの季節がやってきた、eTAXを使わなくても、もう計算にも記入にも馴れたので、アナログの申告書書きも苦ではない。毎年、記載について色々変更点とかあるのだけれど、今年からは申告書へのマイナンバー記入が必須になったことが大きい変更点だ。ナンバーを記入するだけでなく、通知書やら運転免許証のコピーとかも必要。そんな付随書類が要るならナンバーなんか無意味な気がする。ナンバーカードがあれば、その表面のコピーの添付が必要。なんにせよ番号を記入するだけでは済まないようだ。

  
   
2017/2/4  立春を過ぎて

 暦の上では立春だが、春めくのはまだ先のよう。午後10時の夜空も南側にはまだ冬の大三角形と、オリオン座、双子座が高く聳えている。自宅周りで田圃ばかりの暗い場所を選んだつもりだが、星が写るほど露光をかけると都心方向の空は夜明け前のように明るく写る。
 小学生の頃はもう少し都心に近い現在のさいたま市に住んでいたのだけれど、自宅の周りでそれは降るような星空だったこと、天の川が肉眼で観られたことが今でも忘れられない。しだいにそこも光害かシーイングが劣化し、今の住処は都心から離れる方向なのに、めぼしい星が数えるほどしか肉眼では観ることが出来ない。もちろん対空双眼鏡などを使えば目には見えないような星まで観望できるが、冬の晴れて澄んだ晩ですら降るほどの星空は、もうこの辺りでは観られない。
  
   
2017/1/21  春はまだまだ

 近隣の幸手市権現堂堤公演で開催されている「水仙まつり」に出かけた。1月初旬から開催中だが、さすがに全体で二分咲きと芳しくない。それでも春が待ち遠しい観光客がそこそこ散策しているのだからちょっと驚く。伊豆半島の突端とかでブワーッと咲いているイメージだが、ここでは日当たりの良い場所だけで先行して少し咲いている感じ。おりしも寒波の襲来とかでここのところは一日を通して冷たい日。昨日は日中小雪が舞ったくらいだ。今日も青空は拡がるものの風も強くてまばらに咲く背丈の無い水仙は激しく揺られて撮影には難儀した。ダウンを着こんだ真冬のアウトドア仕様でもながらくの撮影はできなかった。この時期は本当に色味が無く、日向に出ていれば暖かみを感じる物の、花も水仙か寒椿くらいで後は殺伐とした冬枯れの光景。早く春めいた景色にならないかな。
  
   
2017/1/14  大寒波襲来

 大寒波が押し寄せているこの土日。昼頃に一時、自宅回りでは猛烈な風と雪だった。日本海側で豪雪や地吹雪に見舞われている住人からすれば、取るに足らない程度だろうけれど東京近郊的には立派に吹雪だった。 。
  
   
2017/1/11  Birthday

 せっかくの誕生日だが二日酔いで目が覚める。
 毎日勤務していた仕事は定年を迎え、そしてインカムも激減してしまうので、これからはそうそう花火にうつつをぬかせそうもない。長らく花火とともに歩んで来た人生だが、これからは次第に費用の面から減ってくだろう。もとより、年に20回も観ればそれは常人じゃないのだから、その状態で随分長い事楽しませてもらった。もちろん観覧意欲や撮影意欲は変わらないのだが、近年はなにかと費用が嵩みすぎる。今後は近場を中心とした活動が中心になるだろう。なに、花火に関しては一切みじんもこれまでの観覧に悔いはないのだから、これからも細くでも気長に観て行きたいと願っている。
  
   
2017/1/9  戴いたお賀状

 今年も煙火店や、花火愛好家氏からたくさんのお賀状をいただいた。花火の写真などの絵柄や好きな航空機の写真のものを並べるだけでこんなにあった。それもこの写真は1月3日までに到着済みのもので、ここに掲載した日までにはまた少し増えた。いただいた賀状で写真のものはそれぞれに力作だ。10年前とかそれ以上とか古い賀状を整理する事があるが、少なくとも10年以上前の賀状ではこんなに写真も印刷もグレードが高くなかった。花火作りもたとえば多重芯など全体的レベルが以前より上がったが、花火写真も従来に比べれば、格段に良い作品が増えたと思う。これらを眺めながら今後の観覧に思いをはせ、未知の未踏の大会にできるだけ出かけてみたいが、はたしてどれほど実現できるだろう。